今の職場に移り、睡眠時間が大幅に削られた。
満月からたった1日で三日月へ欠けるようなものだ。
運が良くて3時間。
一睡もできない言う日もザラ。
体調が優れるはずもなく、腰痛は悪化するわ、痔が再発するわ、謎の目眩発症に、歯軋りが引き起こす歯痛など、ありとあらゆる箇所がボロボロで、体のあちこちから悲痛な悲鳴が聞こえてくるようである。
本町でヒロキジーニョ、友人H、友人Yの4人で一席設けた。
先週金曜日の夜のことである。
ボクは36時間もの間、一睡もできていない。
ブログに頻繁に顔を出すレギュラーメンバーの3人ではあるが、実は友人Hと友人Yはこの日が初顔会わせである。
初めて訪れた店で終電まで飲んで語り、益々体調を悪化させて風邪の症状を訴えたボクに「明日うどんを食べにいこう。」とボクの体調を気遣って消化の良い食べ物を薦める友人Y。
さすが高校時代からの親友。
翌朝。
愛車tantoの後部座席で横になるボクを、友人Yは地球の自転に抗うように西へ西へ突っ走り、香川県へ誘っていた。
ヒロキジーニョを道連れにして…。
この冬最強の冬将軍が攻め込んできた1/23。
高速道路に乗って直ぐの宝塚市で吹雪いてきたが、そこは愛車tantoのポテンシャルに賭けた。
吹雪地帯を一瞬で置き去りにし、強風にハンドルを取られながら瀬戸大橋を縦断。
金毘羅山の石段を、一段飛ばしで上りたい衝動を堪えながら一段一段噛み締めるように上る。
本堂に到着し、少し遅めの初詣を簡単に済ませ、運試しのおみくじをえいやぁと引く。
小吉なのに大病を患うなどの不吉な記述に気分を害し、大吉を引き当て汗ばむ位に浮かれるヒロキジーニョに舌打ち。
下山して、「ことひら」でしょうゆうどんを啜る。
つゆはなく、しょうゆを掛けるのみで頂くのが讃岐流。
7,8分待たされる。
この時間が実に絶妙で、空腹感を煽る。
大盛(2玉分)を平らげ大満足の我々は、お土産を購入し金毘羅山を後にする。
参道手前の通りで梅宮辰夫のたっちゃん漬けの店を発見。
不気味なまでにリアルな辰兄のマネキンとヒロキジーニョをパシャリ。
お笑い芸人cowcowの決めポーズを辰兄とで強要させた。
アホだ。
稀代のアホだ。
11時に兵庫県川西市を出発し、19:30に川西市に到着。
我々が遠足で四国へと足を延ばしている最中、香川県道連れを断るという賢い決断を下した友人Hが、千里中央のYAMAD○デンキで格闘していた。