W杯の各大陸の予選がいよいよのとこまできた。
ロビンソンはアフリカの行方に一喜一憂して、メシも喉を通らない日々が続き、ガリガリである。
一昨日、ルーマニアVSチェコの試合を衛星第1で放映していた。
ロビンソンはユーロの中ではチェコが1番大好きなのである。
チェコはW杯予選でオランダ、ルーマニアと同一のグループとなった。
一昨日の時点でオランダに次ぎ2位につけており、このルーマニア戦はアウェイとはいえ負けてはならない試合だったが、ロシツキー不在の影響とルーマニアの荒くれ者ムトゥにやられ0-2で敗戦。
3位転落である。
1位は文句無くW杯出場決定で、2位ならプレーオフで望みがあるが、どっちにしろチェコは残り2試合(3試合やったかな?)は絶対落とせなくなった。
チェコ国内ではネドヴェド代表復帰を熱望する声が噴出しているとのこと。
ジダンがフランス代表に復帰して盛り返したから、余計にその声は大きくなっているのだろう。
ただ、ネドヴェドが復帰するとロシツキーの良さが消えてしまう可能性をロビンソンは危惧している。
その証拠がユーロ2004のロシツキーの働きである。
チームはベスト4まで進んだが、ロシツキーはボランチで起用され、インパクトに欠けたように見えたのだ。
ネドヴェドが代表引退後のロシツキーはトップ下で水を得た魚のようにいきいきとプレーしている。
やっぱりロシツキーはトップ下でこその選手であると思うわけね。
でも背に腹はかえられない。
やっぱりネドヴェドを呼び戻してちょうだい。お願い。
ロビンソンはチェコのどこが大好きかというと、「細い道」を通すという意味の「ウルチカ・パス」と呼ばれる、そのパスワークの華麗さである。
また、トップには一人で局面を打開できるバロシュと、相方には202cmもあるFWコレルがそびえ立つ。
このコレルが曲者で、山椒のように小粒ではなく超大粒であるが、ピリリと効いている。
パワープレーやポストプレイヤーとして力を発揮するだけではなく足元が柔らかい。
日本の平山が目指すべき選手だ。
次戦は確かホームでの天王山オランダ戦。
ここで勝ち点3を取らなければチェコのW杯は大きく遠のく。
絶対W杯で見たいのだ、チェコを。
日本よりも。
カメルーンの方が見たいが…。
もしチェコがW杯出場したならロビンソンは会社を辞め、来年ドイツに降り立つ。
その前に会社クビになってたりして。