January 18, 2006

一変

そんなこんなで、祖父が直腸ガンで亡くなった。
我が家では、今後のロビ家についての話し合いが行われた。
いつもは、ファミコンを2時間もやっていたら、「ええ加減にしいや!」と階段の途中で凄んでくる母が、一向にボクたちのいる2階に上がってこない。
1階での話し合いが相当紛糾しているようだ。

実父が亡くなったのだから、話し合いをするのは実の息子である父と、実の娘である伯母さんと祖母のはずだ。
しかし、祖母はというと、こういうとき身を引くのだ。
実際は、娘である伯母さんに言いくるめられてるのであるが…。
ボクの母はこの地に嫁いできた者として、メンバーに一応加わった。
でも、口出しはできない。
ボクの父を少しご存知の方ならおわかりいただけると思うが、ボクの父はすぐに頭に血がのぼる。
ボクとはえらい違いなのだ。
ろくに看病もしなかった姉(伯母さん)に対して、既に怒り狂っている。
そんな誰の意見も聞けなくなっている父は、鼻から母に喋らすつもりはない。

話し合いに立ち会うメンバーは以上だ。以上であるべきなのだ。
しかし、現実にはもう1人いた。

伯父さんである。
この家とは血のつながりのない、関係のない、部外者の伯父さんが、なぜこの場に現れるのか。
そして、なぜ、しゃあしゃあと意見を述べるのか。
実は、父の怒りの90%はこの伯父さんに向けられていたのである。
聞いたことのある父の大きな声と、聞いたこともない伯父さんの大きな声が家に響く。
数時間後、部屋から出てきた伯父さんの顔は、あの物静かな、優しかった、一緒に野球をしたりした、川で魚獲りをした伯父さんとは全くの別人だった。
その豹変した伯父さんの顔を見たボクは、ショックのあまり泣いてしまった。

話し合いは終了し、伯父さん夫婦は枚方に帰った。
ボクと妹には、会議の結果は伏せられた。


実家はかなり古く、地震が来れば一溜まりもないのは明白なので、建て直すことになった。
どう見ても無理をしてる両親が痛々しかった。
祖父の死から半年後、今、ボクたち家族の住む家が完成(耐震強度はバッチリ)。
当然、残された祖母と同居となった。

度々繰り返される嫁姑紛争。
紛争ではなく、祖母のわがままであるが、いつものごとく耐える母。
相変わらず、近所にも母のあらぬ悪評が祖母により広まっている。
情けない話だが、父はあまり祖母には強く言わない。
そのことで、夫婦がもめ、嫁姑以外にも紛争が勃発する。
会社から疲れて帰ってきても、本来なら安らぎを与えてくれるべき場所が紛争にまみれている。
父もストレスがたまる一方だ。
ボクたち子供も、そんな紛争を目にするのが嫌で、自分たちの部屋に逃げ篭る。


2年後、父が心筋梗塞で倒れる(無事、完治)。
同時期、ボクが高校受験を乗り切る。

さらに2年後、祖母が1人で暮らすと言い出した。

4年程1人暮らしをした祖母が腰を痛め、家に舞い戻ってきたわけであるが、この1人暮らし中に事件が起きていた。

Posted by foe1975818 at 18:41│Comments(13)TrackBack(0) ごあいさつ 

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この記事へのコメント
5
よしゆきロビンソン〜〜〜〜〜!(@⌒∇⌒)ノ
Posted by ジミー at January 18, 2006 20:39
続きが気になる!
新しい男ができたとか!?
Posted by Kタソ at January 18, 2006 22:53
え、すごい壮絶ですね…。
なんかドラマみたいって言ったら失礼かもしれないですが、
すごい…。

続きが即見れるようにリンク貼りました!!
あざーっす!!
Posted by chamunili at January 18, 2006 23:04
ジミーさん
そうです。
わたしがよしゆきロビンソンです。



Kタソさん
残念。
色恋沙汰ではないんですよ。



チャムさん
そうですね。
両親は壮絶です。
ドラマ化してもおもろいかも。

オレもリンク貼らせていただきます。
Posted by よしゆきロビンソン at January 19, 2006 09:33
お早うございます。
あなたのお家も、いろいろあるのね。
嫁の立場は、不利です。
散々面倒見ても、財産をもらう権利はないから。
〈遺言してたら別ですが)
だから、お母さんも頑張りすぎない事です。
心情としては、出来ない事もありますが・・・。
でもちゃんと面倒見るお父さんは立派です。
ご両親を大事にしてあげてください。
Posted by yofukeno-choco at January 19, 2006 09:38
夜更けのチョコさん
お早うございます。
嫁でも養女になれば財産をもらう権利はあると、最近、近所の方々から聞きました。
みなさんそのようにしてはるらしいです。
両親、大事にしないといけませんよね。
老いが目立ってきましたし。
妹の子供を見る顔が本当に嬉しそうですし、オレも早く結婚して、子供を見せなければなりません。
Posted by よしゆきロビンソン at January 19, 2006 09:51
こんにちは☆
ブログではコメントありがとうございました☆
少しずつ上がってきました^^
そしてですね、
少し見ないうちに、驚きです!
ドラマ?!映画?!という感じですね・・・
なんか、うーん、つらいです( ノД`)シクシク…
Posted by ichigo_jam_milk at January 19, 2006 14:55
イチゴさん
上がってきましたか。
それはなによりですね。

オレの話は過去のことを掘り返さないと、現状が説明つかないんです。
意外と今はケロッとしてます。
Posted by よしゆきロビンソン at January 19, 2006 15:48
嫁姑戦争ほど、まぬけな事はありませんよ。
ほとんどが、我儘な祖母に振り回され、嫁は泣き寝入りでしたから。
私も同じような家庭で育ちました。
今は開放された母に、やる気と勝気を残した祖母。
天国でまた、悪口言ってないか?心配です。
Posted by チカ at January 19, 2006 16:06
チカさん
嫁姑戦争って意味がわからないですよね。
最初は相手のことを理解しようとしていても、価値観が違いすぎて徐々に溝が深まっていくならまだしも、ハナからイビろうとしてる人もいますからね。
うちは、もうちょっと枝葉が付いてきます。
Posted by よしゆきロビンソン at January 19, 2006 22:25
事情はよくわからないけど、わかります。
うちの母も大変でした。
結局、祖父母が病気の時にはほとんど看病もせずに、葬式のあとの「話し合い」では意見を述べる、述べる……。
うちの両親、とくに母は、結局、4人の祖父母全員を看病しました。

ワタシは、そんな母を本当に偉いと思います。
結局、毎日毎日、病人の祖父母の愚痴に耐えながら(時には、耐えてないけど)
結局は、4人とも看取ったんですから。

その後の法事、お墓参りの時にでも実にすっきりしています。
母以外のおじ、おば達は、いつもそそくさと帰ります。
お墓に顔向けできないのでは? と思います。
きっと、残りの母の人生はこの祖父母たちに見守られていると思っています。

ロビンソンさん両親は、きっと看病したのだからいい人生を送れると思います。
Posted by himeko at January 20, 2006 11:28
続きが気になります
Posted by at January 20, 2006 12:37
himekoさん
4人とも看病したhimekoさんのお母様はすごいですね。
オレの母は義理の両親だけです。
実の両親は、母の姉夫妻が同居していたこともありますし、全部みてもらってます。
もちろんこっちの事情もよくわかってくれてましたので。
後ろめたいことがあるから、長居できず、そそくさ帰るんでしょうね。



夕さん
続きをアップしました。
まだ、続きますけど。
Posted by よしゆきロビンソン at January 20, 2006 14:36