RG、HGの腰の突き出し方、君が代を歌うロードオブメジャーのヴォーカルとTUBE前田、エンドリケリエンドリケリのソメイヨシノのサビ、リングアナウンスをする大友康平、ボンバーガールを歌う織田哲郎、グッバイモーニングを歌う近藤房之助、シアトルマリナーズ城島のバッティングの構え方、横浜ベイスターズ種田のバッティングフォーム、阪神タイガース下柳の投球時の右足の上げ方、千葉ロッテマリーンズ小宮山のセットポジションの構え方。
以上は、昨日、友人Yとボクが、訪れた様々な場所で人目も憚らず披露したモノマネである。
ボーリング場で、ゲーセンで、その駐車場で、ジョリーパスタで、伊丹のダイヤモンドシティで。
尚、我々は30歳である。
しかし、何と言っても昨日のフェイバリットモノマネはイチロー。
友人YはWBC後のイチローの記者会見を、ボクはライトポール際のボールを観客に取られて悔しがるイチローのモノマネに所構わず精を出していた。
尚、我々は30歳である。
そのイチローの口調で気になったのが、非常にゆっくりと喋り、ゆっくり動くということである(野球プレイ中は除く)。
これは各界のスターにも見受けられることだし、また、政治家も同様だ。
ゆっくり喋る、動くことによって、どんな効果が得られるのか?
一応、その言動に重みが出るのは一理あるかもしれない。
で、杉村大蔵議員。
当選後の浮かれていた姿はどこへやら、教育を受けた後は一転、ゆっくり喋るようになっている。
まさか、「ゆっくり喋れ!」なんてアホな教育を受けたわけはないだろうが、そんな大蔵議員が、記者クラブの人に結婚相手の彼女について質問されたときに、ゆっくり口調で返答したシーンを御覧になった方はいらっしゃいますか?
「大好きで……、大好きで……」
確かに重みがある。
失笑を禁じえないという重みだけど。
尚、ボクの現在一押しのモノマネである。