September 07, 2006

首を振る

アメリカの高校生と試合をした日本の高校選抜。
夏の甲子園前に高熱下痢ピーを発症し、肝心の甲子園では本調子に今ひとつだった駒大苫小牧の田中が、アメリカで本来のピッチングを取り戻していた。
スライダーの切れ、コントロールとも抜群だったな。

報道ステーションでプロ野球解説者・栗山英樹氏が田中と早実・斉藤、一人一人とインタビューをしていて、斉藤が最後の打者となった田中との勝負について相変わらず冷静に語っていた。
栗山氏が
「最後の田中君との勝負で、キャッチャーのサインに首を3回振っていたね。」
といつものいい人ぶりを発揮して問いかけたところ、
斉藤は
「最後のボールは直球でないといけない。そのためにはスライダーを予め見せる必要があった。」
と答えた。
さらに
「キャッチャーのサインに首を振ることによって、バッターが迷う。」
と続けた。

キャッチャーとしては、ピッチャーに首を振られるのは決していい気はしない。
バッターに一番近くに位置するキャッチャーは、バッターの息遣い、バッターの微妙な立ち位置の変化、どんな球を待っているのかなど、自分の組み立てに自信を持っているし、そうではなくては務まらない。
かといって、キャッチャーが出すサイン全てに「はいはい分かりました」と頷いてボールを放っていたら、キャッチャーの配球の癖を研究されて終わりである。
危険なのだ。
斉藤の発言は全く以って正しく、18歳やそこいらでそんなとこまで頭が回ってるとは恐れ入る。
ボクは唸ってしまった。
現にプロ野球では、キャッチャーからピッチャーに「首を振れ」というサインが送られているのだ。
仮に斉藤がプロ選手として活躍しなくとも、スコアラーなどで暗躍する姿が目に浮かぶのである。


ボクは草野球でキャッチャーを務めているが、もし、ピッチャーがボクのサインに首を振ったら?

そりゃあもう、ただじゃおかない。

Posted by foe1975818 at 23:51│Comments(0)TrackBack(0) 野球 

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