October 01, 2006

人馬一体

いよいよディープインパクトである。
最高の馬と最高のスタッフによる挑戦。
いやがうえにも期待が高まる。

騎乗するのは、名実ともに日本NO.1ジョッキーの武豊。
その武豊を崇拝するジョッキーは多く、関西若手ジョッキー秋山もその1人である。
以前、お話を聞く機会があった。
彼は語る。
「理想の騎乗フォームを頭の中で考えると、豊さん(武豊)のフォームになるんです。」と。
さらに武豊の凄さを、彼はこう分析する。
「豊さんは、馬の上で『何もしない』んです。」と。

『何もしない』。
もちろんボケ〜っと口を開けて騎乗している意味ではない。
「馬の走りを邪魔しない」ということである。

スタートしてスパートをかけるまで如何に力を温存しておくか。
道中では馬が色んな無駄な動きをする。
前へ前へ行こうとしたり、横を向いて走ったり、前へ進もうとしなかったりetc。
そこを上手くなだめておかないと、勝負所前に力を使い果たし、スパートをかけても馬はガス欠状態になっており伸びない。
即ち、武豊は馬と一体化しているのである。

秋山ジョッキーにお話を伺ったのは、今から3年程前。
その頃は、今と同様、地方ジョッキーによる旋風が巻き起こっていた時期である。
安藤、小牧、岩田、赤木、吉田、内田、石崎etc、枚挙に暇がない。

「豊さんが完璧な騎乗フォームやと思ってたんですよ。実際、結果も伴っている。でも、中央にくる地方のジョッキーって馬の上でがちゃがちゃと動きが激しいでしょ。豊さんとは全く対照的。でも、がちゃがちゃしている地方ジョッキーでも結果を残している。そのあたりがよくわからないんですよね。」

秋山ジョッキーは首を傾げた。
一見すると地方ジョッキーへの批判とも受け止めれるが、彼が言いたかったのは、結果的に馬の走りを邪魔しなければ、騎乗フォームは気にしなくていいんだということであろう。
確かにそうだ。
武豊よりも上手い海外のジョッキーの馬の上での動きは、地方ジョッキーの比ではない。

馬乗りとは、我々の想像以上に奥が深いのである。

参考として、秋山ジョッキーが地方ジョッキーに対してライバル意識を燃やしていることは、この話に至るまでのおっとりした喋り方とは一変していたことからも窺える。


今日行なわれるG汽好廛螢鵐拭璽Sで.咫璽淵好薀ぅ鵑傍馨茲垢觸山ジョッキー。
このコンビで勝負である。
いいか!秋山!
前が詰まってもいいから内を突け!
それとな!
最後の最後まで悩んだチアフルスマイル&岩田にだけは負けんなよ!

騎乗フォームもそうだが、馬券も奥が深いのよ。

Posted by foe1975818 at 14:01│Comments(3)TrackBack(0) 競馬 

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この記事へのコメント
テレビなどでもいよいよという雰囲気ですね。
さて、結果は明日の朝?に楽しみに拝見させてもらいます。

走ってる馬は、本当に綺麗で綺麗で…いいなぁ。
Posted by チカ at October 01, 2006 21:12
そう言えば騎乗位っつうのも決まった形はないですね
Posted by ある契約社員 at October 01, 2006 22:09
チカさん
あと、15分後発走とあって、緊張しております。
無事に走ってきてくれさえすれば、結果はついてくると信じてます。
久しぶりですよ。
お金がかかってない馬をこんなに応援するのは。



ある契約社員さん
騎乗位はあんまり好きではないですね。
見下ろされてる感じと受け身な感じが、もうひとつ受け入れられないんですよ。
Posted by よしゆきロビンソン at October 02, 2006 00:22