December 02, 2006

パンドラ

ボクが阪神競馬場へ出撃すると決めた途端に、近畿地方に冬将軍がやってきた。
完全に嫌がらせである。
冬は苦手やと以前から申し上げとるじゃろが。
去れ!!


仕事終わりで朝食もとらずに阪神競馬場へ直行した。
手荷物預かり所で鞄を預け、耳に赤ペンを挟んで準備万端。

予算は1.5万。
前日にお金を下ろすのをすっかり忘れていた。
アホだ。

到着早々、阪神1レース。
芝の新装1600mは外回りだ。
実は昨日の予想の段階で勝負レースに認定していた。
本命は8番イイデレインジャー。
絶好の手応えで直線に入ってきたのにどうしたことか伸び切れず3着。
1着3着で一銭にもならず(2着3着もやけど)。
1着は武豊。
何でもかんでも1番が好きな男である。

2レースは見学。
その間にモスバーガーのフィレオフィッシュの単品2つとポテトで朝食を採った。
ジュースは買わず、無料の紙コップ緑茶をガブ飲みして節約。
ちょっとむせたのは誤算だ。

3レースは中京。
阪神競馬場にいるからといって、阪神競馬場のレースを買わなければいけないルールなどない。
金の匂いがするほうへ誘われるのがボクである。
といっても3番と15番の複勝だけど。
そして全然話にならないぐらいに外れたけど。

中山4レースは新馬戦。
「新馬戦はマイネル、コスモ軍団を買え!の法則」に則り2番から流すが、直線で窮屈なコース取りを走り、レースにならず。

阪神4レース。
障害レースだ。
「初障害の馬が障害試験で100秒を切ったら勝負になる法則」を採用し6番から勝負。
しかし、障害レースは落馬の危険性が高いため大きくは勝負しない。
で、ホンマに落馬してどうする!

中山5レースは新馬戦。
4レース同様「新馬戦はマイネルかコスモ軍団を買え!の法則」に則り13番から流す。
2番手からのレースで、「おっ!」と思わせたが、直線で馬が怯み始めてズルズル後退。
ボク敗退。
思わせぶりな態度はヤメてくれ。
勘違いするじゃろが。

阪神5レース。
今日2つ目の勝負レース。
16番岩田康誠からの勝負だったが、差し届かず0.4秒差の5着。
親父にまた「6連複やったら当たってたな」と嫌味を言われそうな結果に終わる。

中山6レース。
後藤騎乗の6番からで軽めに勝負するも、軽くあしらわれた。

中山7レース。
ここも軽く遊ぶ。
1の単勝、3の複勝、5の複勝。
このレースは荒れに荒れて3連複で100万馬券が炸裂。
2着の馬が最低の16番人気だったのだ!
その2着の馬がボクの購入した5番。
競馬とは分からないものだ。
複勝の38.8倍がヒット。
セコい!
ボクの今までの複勝最高配当だった、マイルチャンピオンシップにおけるメイショウテゾロ(そのときは¥500で購入していた)を、こんな地味なところで更新した。
今日初めてのヒットがこれとは情けない。

中京7レース。
ここも遊んでいたら10.7倍がヒット。
漸く軌道に乗ってきた。

阪神8レースは本日最大の勝負。
16番カントリースタイルはどう転んでも圏内である。
ダイヤモンドよりも硬い馬券がここにあるのに、なぜか4番人気。
オッズを確認したとき、加藤茶ばりの二度見をしてしまった。
レースではいつものように後方からの競馬に徹して、直線入り口では勝利を確信したが、伸び切れない。
4着。
OH!NO!!
ダイヤモンドってこんなに脆かったっけ?
直線で手前を変えなかったのが敗因か…。

中京9レース。
9番のエターナルスマイルの前走はチグハグなレースだったにもかかわらず終いは差を詰めてきた。
こういうパターンは次で激走である。
なのに、開幕週で、さらに徒でさえ差しの決まらん中長距離の中京競馬場でどん尻からの競馬とはどういうことだ!
全く見せ場なく終わる。

阪神9レースは待望のワールドスーパージョッキーズシリーズの第一戦で、しかも新設されたダート2000m。
なのに、ボクという男は中舘を本命にしてしまう愚か者なのだ。
スタートしてから徐々に寄られて行き場を失い後方まで下がり、この馬の持ち味を発揮できないままにゴール。
中舘では荷が重かったか…。
レース自体は横山典弘のマクリで面白さがあったけど。

中京10レース。
先程どん尻からの愚な騎乗を仕出かした藤岡をもう一度信じてみた。
相手筆頭には16番タマヒカル
が、これまた思いっきり裏切られた。
ボクイカル。

中京11レース。
1番人気のチリエージェが崩れることは有り得ない。
事実、圧勝した。
問題は2着だ。
外から矢の様に伸びてきた帽子の色はピンク。
ヨッシャー!ヤマニンパンテールや!
と思ったらピンクはピンクでもお隣のプリティタヤスじゃねえか!
ヤマニンパンテールは3着だった。
本日二度目の1着3着。
糠喜びに終わる。

阪神11レースはワールドスーパージョッキーズシリーズ第二戦。
3番ニホンピロキースに復調気配が漂う。
ということはこのクラスはあっさり通過してもらわないと困る。
直線。
ニホンピロキースの前が開かない。
「開けてくれー!」
ボクの怒鳴り声が新装阪神競馬場に響き渡る。
その怒声を聞いたおっさんが、ボクの前を開けてくれた。
違う違う。
おっさんが退いてもしゃあないねん。
ニホンピロキースの前はまだ開かないが、漸く前の2頭の間に首だけ差し込めた。
よし!これでいけると思ったら、それ以上が出てこれない。
ジョッキーのスボリッチは立て直して外へ進路を取った。
遅すぎる、もうダメだ。
観念したら、そこから怒涛の追い込み。
届くか!?
ハナ差の4着…。
4着はダメざんすよ。
頭の中に蝿が飛んでいるような錯覚に襲われる。
因みにニホンピロキースは次こそ突き抜けます。
引き続き要注意である。

中山12レース。
6番エムオーウイナーが必勝態勢。
ところが、初めて経験する中山競馬場のゴール前の急坂に苦しんで伸びあぐねている。
そしてやっとエンジンがかかって伸びてきた!
行けー!勝春ー!
また、3着。
もうヤメテくれ。
本日三度目の1着3着。
徐々に息苦しくなってきた。

阪神12レース。
泣いても笑っても叫んでも今日の最終レース。
1番ピサノアルハンブラと岩田康誠に縋る。
が、直線失速。
で、ボク失神。

収支はマイナス1万。
はっきり言って、お金を下ろし忘れて予算が1.5万だったのは隠れたファインプレーだったかもしれない。

久々に野外で大声を出して気持ちよかった。
冬の風も心地よかったほどである。
今日一番の楽しみだったワールドスーパージョッキーズシリーズは、期待に違わぬ白熱したレースだった。
ボクが「開けてくれー!」と絶叫した阪神11レースも、ショボイ日本人オンリーのレースならば前がポッカリ開いていたかもしれない。
普段開く場所が、絶対に開かない。
世界レベルのジョッキーが集まるレースはシビアなのである。


そういえば、明日も競馬はあるんですな。
あんまり集中できてないが、阪神ジュベナイルフィリーズはハギノルチェーレから外国人騎手へといきましょか。


ボクが購入したハズレ馬券。
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セコく的中した馬券
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Posted by foe1975818 at 22:39│Comments(5)TrackBack(0) 競馬 

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この記事へのコメント
阪神9レースは典ちゃんのマクリで面白かったけど、逃げた馬を買っていた私は「余計な事するな〜!」でした。(^^;
Posted by みゅ〜〜 at December 02, 2006 23:30
みゅ〜〜さん
オレも逃げ馬は押さえてましたよ。
それにしても、直線が伸びたといっても開幕週で前が止まりませんな。
Posted by よしゆきロビンソン at December 03, 2006 10:01
メイショウテゾロ買ってたのは凄いですね。
確かトロットサンダーの時でしたね。
馬連10万馬券でしたから、馬単や三連単があったらエライことになってたでしょうね。
Posted by クロフネ at December 03, 2006 13:29
収支マイナス1万円。残金5千円?銀行に行き忘れ?
そして、今日(日曜)も馬は走ってる。よね?(^^;
Posted by お母ちゃん at December 03, 2006 15:14
クロフネさん
報知新聞の和田記者が1人だけ本命をつけたので、複勝だけコソっと買いました。
本線はヒシアケボノからで、メイショイテゾロが邪魔だったわけですけど。



お母様
残金はそれぐらいでした。
まあ、マイナス1万なら許容範囲ですわ。
今日も走ってましたよ。
今日もハズしましたよ。
Posted by よしゆきロビンソン at December 03, 2006 17:02