May 11, 2007

巨人が好調である。
昨年の今頃も気がふれたように首位を突っ走っていたが、今年の雰囲気はちと違い、横綱相撲での勝ち方が目立つ。
アンチ巨人のボクが首位予想したからにはそれなりの根拠がある。

まず投手陣。
上原、木佐貫不在の中で早くも首位を独走している背景には、高橋や金刃の奮闘が欠かせないが、これは想定外だった。
ボクの見立ては内海で、20勝しても全然驚かない。
昨年のブレークは本物で、これからも勝ち続ける。
上原も帰ってきた。
久保も適役と思える先発で結果が出そうな雰囲気。
上原を先発に回しても林がいる。
今年の林は特に出来がよく、こちらも本物。
中継ぎの不安は、先発陣が8回を投げ切れば済む話。
豊田なしでも、もう投手陣は安泰とみる。
真田幸村の子孫にあたる真田裕貴には奮起してもらいたい。

攻撃陣。
阿部とイ・スンヨプは相変わらず危険な打者で、あの2人には大人しく外角のボール球を使って四球か死球で1塁に歩かせておくのが妥当。
特にインコースの捌きは天才的で、キャチャーは無闇にインコースを要求するのは危険。
勝負するなら点差が大きく開いている状況のみに絞るべきだ。
そしてそんな時にこそ餌を撒いておく必要がある。

パ・リーグからセ・リーグに移籍した打者は、なかなかパ・リーグ時代と同様の成績を収められない傾向が見られるが、小笠原と谷はここまでは見事に適応している。
かといって原監督はフルイニング出場させるわけではなく、控え、特に守備固めの選手を適材適所で上手く起用し、試合勘を失わないような采配を振っている。
なんといっても木村拓也と小坂誠の存在は貴重だ。
広島もロッテも、なぜ手放したのだ?

そしてフロント陣最高の補強が、伊原春樹コーチ。
先日のヤクルト戦における巨人の攻撃は、伊原戦術の真骨頂。
ランナー1塁で、打者がレフト線寄りのヒットを放った。
普通なら1、2塁に収まるところだが、3塁コーチャーズボックスに陣取る伊原コーチは、グルグル手を回して1塁ランナーの谷は3塁を陥れた。
ヤクルトのレフトを守るラミレスの緩慢な動きを察知した(既に頭に入っていた)伊原コーチ。
そして伊原コーチの手の動きとラミレスの守備を抜かりなく注目していた谷のファインプレーである。
伊原イズムが確りと根付いていることを如実に表しているシーンだ。

しかしこんなものは朝飯前。
このシーンで思い出したのが、西武VS巨人の日本シリーズ。
これはあまりにも有名。
以下はウィキペディアからの抜粋。

伊原の名前を全国区にしたのは1987年の巨人との日本シリーズの第6戦であった。8回裏2対1と西武1点リードで迎えた二死一塁、秋山幸二がセンター前ヒット。通常は一、二塁、あるいは一、三塁の場面。ところが、ファーストランナー辻発彦(現・中日二軍監督)がノンストップでセカンドベース、サードベースをも駆け抜け、ホームベースを一気に奪ってしまった。センター前ヒットで一塁ランナーがホームに帰るなど常識ではあり得ない。セントラル・リーグの他チームが気づかなかったウォーレン・クロマティの緩慢な返球と、中継プレーに入るショート川相昌弘(現・中日コーチ)が走者を見ない(打者走者の二塁進塁を警戒して打者走者を見るために右回転する)クセを見抜き、ホームへ生還させたのである。選手としては大成できなかったが、多くの球団を渡り歩いた末に身に着けたキャリアの集大成を見せたといえる。実はこの試合、他に2回裏に俊足とは言えない二塁ランナー・清原和博をセンターフライ(クロマティの捕球)によるタッチアップでホームインさせている。西武の攻撃が終わり、選手の戻る巨人ベンチを凝視した伊原は、巨人首脳陣他、誰もクロマティに注意しないのを見て、これは気付いてない、と確信を持ち、8回の辻の突入を指令した。この第6戦は伊原の2つの判断で勝ったようなものであるが、特に8回裏の走塁は「伝説の走塁」として球史に残るものになった。

伊原氏は野村阪神のコーチを務めていたが、野村氏と折り合いがつかないとかで退任。
野村氏と野球哲学のベクトルは同じだとは思うが、性格が水と油だったのだろう。
また、伊原氏はオリックスの監督も務めていたが、今度はコーチ陣と折り合いがつかないとかで退任。
基本的に伊原氏は監督向きではなく、いわば戦国時代で例えるところの山本勘助に該当するのではないだろうか?

伊原氏の人格をよく知らないが、その野球哲学には唸らされる。
巨人の3塁コーチとしてタクトを振る伊原氏を見るのが楽しみで、今年は野球、巨人戦にチャンネルを合わすことが多い。

元々定評のある長打力に、投手力、機動力が備わった巨人がBクラスに低迷するなど考えられない。
これが、ボクが巨人を悔しくも1位に推挙した理由である。

去年みたいに交流戦を境に物凄い勢いで急降下したら、それはそれで嬉しい。


馬券がさっぱり当たらないので、今年は競馬番組にチャンネルを合わすことが少ない。

だが闘いつづける。
新潟9レース8番ギャラクシーキッド。
or
新潟4レース6番ジーキャラバンク。

誰も見向きもしないレースに狙いをつけ始めましたよ。
Posted by foe1975818 at 23:08│Comments(7)TrackBack(0) 野球 | 競馬

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/foe1975818/50796074
この記事へのコメント
伊原さんに一言物申すとしたら、腕回しすぎですよねww笑えるくらい回してるときないっすか?
Posted by ある正社員 at May 12, 2007 00:08
クロマティーの返球はその前の回にフクセンがあったのですね・・・
うぬぅ

見向きもしないレースへの馬券、それでいいと思います(多分・・・)
Posted by みゅ〜〜 at May 12, 2007 00:25
辻の走塁はコーチの力が大きかったんですね。
初めて知りました。辻の野球センスの賜物だと思ってました。
Posted by クロフネ at May 12, 2007 20:17
プロ野球の季節がやってきましたな。
楽しんで観れるように野球のルールをちゃんと覚えたいのほほんです。

TV買ったけど、そういえばあたしも競馬番組観なくなりましたね。
・・ヴィクトリア、自重出来ず・・(^^;
宝塚記念のトウカイトリック購入は乗りましたよ。共に購入いたしましょう。
・・裏切っちゃイヤですよ・・・。
Posted by のほほん at May 13, 2007 03:03
ある正社員さん
あの回し方は発電も可能かもしれません。



みゅ〜〜さん
癖を見抜く力が欲しいですね。
競馬でも必ず活かされるはずでし。
Posted by よしゆきロビンソン at May 13, 2007 10:20
クロフネさん
3塁を回るときの辻は、若干足が縺れてました。
辻もビックリしたんじゃないでしょうか。



のほほんさん
サッカーに比べれば野球のルールは随分ややこしいですね。
わからないところだけを相方さんに尋ねる方法がベストでしょう。

レースはTVじゃなくてもホームページで確認できたりするのでありがたいですが、やはり未勝利戦などはグリーンチャンネルに加入してでも見たいですわ。
トウカイトリックは2番人気とかなら回避しますよ。
Posted by よしゆきロビンソン at May 13, 2007 10:26
 真田丸さんからのメールに「真田裕貴さんについて、私の姿勢は、後から真田氏を名乗った家の人だと理解しています」とあるが、真田裕貴選手が大阪の出身であることからすると、そのとおりだと思います。真田裕貴選手は祖父が「真田幸村の子孫だ」と言っただけで、そう信じているようですが、「大阪には真田幸村のファンが多く、真田幸村の子孫の偽者が多い」と小林計一郎先生も言っていることから、真田裕貴選手の家系について調査しない限り真田幸村の子孫とは証明されず、真田裕貴選手は偽者と見るしかない。家系について調査するのが面倒なのかもしれないが、調査すると真田幸村の子孫でないことが判明してしまうのが怖くて調査しないとも考えられる。そもそも、真田裕貴選手が「真田幸村の子孫だ」と言ったことから、騒動は発生したらしい。讃岐の眞田幸村の4男・石田権左衛門之親の分家に当たる眞田博明・眞田六文会会長(物故)や眞田徳明(学習院大学演劇部の後輩)も旧漢字の「眞田」なので、真田裕貴選手の祖父・明人さんの戸籍上の苗字が新漢字「真田」の場合は偽者となる。本物は旧漢字で「眞田」と書くからです。
Posted by 顆秀達 at May 13, 2010 06:02