August 29, 2007

萌ーえー!

京都に素潜りへ行った昨年のお盆だったが、今年は皆、休みがかち合わず、
「臭い汗を垂れ流すだけで終わりそうだな。」
と半分諦めかけていたところにヒロキジーニョ

「そうだ、淡路島に行こう。」

との気紛れな提案により、海パンと軽い着替えなどを準備して、16日午前、無事に明石海峡大橋を越えた。
よしゆきロビンソン、31歳にして(誕生日前なので)初の淡路島突入である。
目的は、人が混雑していない海で目一杯戯れ、素泊まりで1泊した後、名産の玉葱を手土産に帰ってくること。

関西で海水浴といって真っ先に浮かぶのが「須磨」。
「お盆も終わりかけのこの時期に、誰が淡路島に海水浴へ行くかいな。我々はその間隙を縫ってガラガラの海水浴場で海を独占するんや!」
ほくそ笑む2人である。

淡路島西側の31号線を南下すると、ポツポツと海水浴場が現れた。
ガラガラどころか大賑わい。
早くも計画が音を立てて崩れた。
こんなことでは挫けるわけにはいかず、我々は更に南へと車を飛ばした。
暫くすると、ヒロキジーニョが目敏く穴場スポットを発見。
素敵やん
約200m離れた場所に小さな子供を連れたビキニ姿の若妻を目にすることができたが、彼女ら以外は人っ子一人いない。
グッジョブだ、ヒロキ。

着替えていると、耳に届いてくるのは、波の音と、風の音のみ。
静かだ。
暫くの間、無言で海を見つめて佇む我々。
でもまだフルチンである。

一応、海パンを装着し、砂浜に足を踏み入れて、まず目に飛び込んできたのが
どんぶりこ

スイカだ。
バーベキューでもやっとったんだろう。
後片付けぐらいせえよ。
しょうもない人種がおるもんや。

海へ入水。
ヒロキジーニョ写真は入水中のヒロキジーニョ
ボクはジムのプールで用いている水中メガネを掛けて泳ぎ、ヒロキジーニョは寝転がって日焼けに没頭。
時間にして小一時間。

海から上がって砂浜を探索していると、
シリコンじゃないよ
泳いでいた時には気付かなかったクラゲが、あちらこちらに打ち上げられていた。

我々はちょっとした藪の中に止めていた車に戻り、着替える。

よしゆき…「あんなけクラゲがおったのに、刺されへんかったのは奇跡やな。」
「ホンマや。それにしてもオレたちもこうやって着の身着のままで遠い所まで来れる年になったんやなあ。」
感慨深げに語るヒロキジーニョに
「高が淡路島で何をぬかしとんねん。」
冷めた返しをする。
「それもそうやな。ハッハッハ」
海を眼下にして大笑いしていると…



「痛い!痛い痛い!!何やこれ!」

左足スネを引っ叩くヒロキジーニョの喚き声が、静かな海に木霊した。
「どないしてん!!」
「な、なんか、む、虫に刺された。痛い、痛い!」
「何の虫やねん!?」
「あ、あれや、あれ!」
指差した先に漂っていたのは、「ヤブ」だった。
あれだけウヨウヨしていたクラゲには刺されずに、たった1匹のヤブに刺されるなよ。

「大したことないって。」
ヒロキジーニョは、ヘラヘラ笑いながら慰めるボクの言葉など全く耳に入っておらず、淡路島入島後、最初に見かけたローソンで購入していた緑茶をぶっ掛けて消毒中。
「痛い、痛いって!めっちゃ血が出てきた!止まらん!」
あれよあれよと言う間に血がドクドクと溢れ出してきた。
剛毛
真ん中の赤い点が刺された場所だ。
毛むくじゃらで捉え辛いけど。

「めっちゃ痛い!絶対、毒や!猛毒や!よしゆき、薬ないんか!」
「あるかーっ!」
「なんやねん!それぐらい持ってきとけよ!」
とんでもない言い草だ。
さすがに言い過ぎたことを理解し、若干平静を取り戻したヒロキジーニョだったが、一旦降下してしまったテンションが再び上昇することはなかった。

「うひゃひゃひゃひゃ。だから絶対、大丈夫やって。血ももう止まりかけてるやん。」
「なんでお前は大丈夫って言い切れんねん!絶対、今頃体中に猛毒が回ってるって!アカン!もうオレは足を切断することになって…」

「もうええ!!!」

いつものとめどないマイナス思考妄想が展開されようとしていたので、ボクはコメディNO.1の前田五郎師匠風のツッコミで遮った。

落胆の色を隠せないヒロキジーニョは
「もう帰ろうぜ。」
と言い出す始末。

おいおい、正気か!
素泊まりで1泊しようと持ち掛けてきたのはお前じゃろが。
首根っこを掴んで車に押し込み、「素泊まり」の目的を果たすため宿泊施設を訪ね回ることに。
しかしどこもかしこも「満室」で断られ続けた。
そらそやわな。
終わりかけとはいえ、まだお盆。
アポなしの突撃は無茶が過ぎたか。

何はなくとも潮塗れの体をキレイにしたかったのでスーパー銭湯に。

満天の星空を拝みながら
「やっぱり露天風呂は最高やなあ。」
ヒロキジーニョはタオルを頭に乗っけながら感慨深げに問いかけてくる。
ついさっきまで喚き散らしてたヤツとはまるで別人だ。

「この程度の星空で何をぬかしとんねん。」
冷めた返しをする。
「それもそうやな。ハッハッハ。…って、この会話、前にもしたような…」
「おう、ヒロキさんがヤブに刺される前にしたで。」
「おい!止めろっ!!もう風呂上がろうぜ。」

我々は目的の半分すら達成することなく淡路島を後にした。
情けないおっさん2人である。

この淡路島遠征の長距離運転で腰痛が悪化したのだ。
痛みはヒロキジーニョのヤブどころの騒ぎではないわい。
Posted by foe1975818 at 19:08│Comments(6)TrackBack(0)最近 

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この記事へのコメント
私は昨年同様に伊根に潜りに行き、海中で放尿中にクラゲにテンテンを刺されてしまいました。
少し大きくなりました。
Posted by ワタロック at August 29, 2007 20:34
ヤブってこっちではブヨって言いますよ〜多分。
お盆すぎたら、クラゲがメチャクチャ出るってききますが
やっぱりですか。
淡路島のヌードビーチならずでしたか。
福岡にはあるらしいですよ・・・
Posted by すい at August 30, 2007 00:31
いいなぁ。
今年も海にいかれへんかったわ。

と、なんちゃって関西弁で言ってみた
テヘッ♪
Posted by himeko at August 30, 2007 01:26
まずタイトルがおもろいですねw
お盆あたりからクラゲ増殖してきますからねぇ、大学の頃クラゲに刺されてからはもう8月以降は海に行かないことに決めました。

それにしてもヤブに刺されるとは・・・僕もよしロビさんと同じ立場になってたら多分爆笑してると思います(^_^;)



Posted by serins at August 30, 2007 01:40
ワタロック
参戦したかったんだがね。
少しの間だけでも大きなテンテンになってよかったじゃないか。



すいさん
ブヨ?
なんか弱そうな名前だな。

別にヌードビーチ目的で海に行ったわけではない!
純粋に海を堪能したかったのだよ!

来年は福岡に行きます。
Posted by よしゆきロビンソン at August 31, 2007 22:13
himekoさん
海はクラゲが出没するのでお盆前に限ります。
来年は福岡で羽を伸ばしてみてください。



serinsさん
言われてみれば、盆明けからがクラゲが出没してきよりますね。
子供の頃に太腿を刺されたことがありますよ。
侮れない痛みです。
ヤブに刺された痛みはちょいと解りませんが、ヤツは大袈裟ですからね。
Posted by よしゆきロビンソン at August 31, 2007 22:17