November 11, 2007

密室

お疲れ様でした写真はアドラーブル(♀)。
訪問年月日は御覧の通り。

アドラーブルは、この半年後に、この世を去った。


ボクが初めて馬券を購入し、そしてGETしたのがニシノフラワーとアドラーブルが1,2着で決した桜花賞。
高校2年の春だ(高校生は馬券買っちゃダメよ)。
一生忘れることはない。

アドラーブルは次のG汽ークスを圧倒的な末脚で制覇した(ボクはキョウワホウセキ本命で3着に沈んだ)。
夏を休養に充て、ぶっつけで挑んだ牝馬三冠目エリザベス女王杯は4着(ボクはメジロカンムリ本命で2着に激走したが、勝利したタケノベルベットが抜けて700倍を獲り損なった)。
このレースを最後にあっさりと引退。
繁殖牝馬として歩み始めた。

アドラーブルを管理していた小林稔調教師は
「この馬は元々繁殖牝馬用に購入したんです。ですから、エリザベス女王杯が終わったら引退すると決めていたんです。」
毎年年末に関西TV制作で放送されるG飢鷂椶埜譴辰討い。

父ノーザンテーストならば、繁殖牝馬として大いなる期待が寄せられる。
だが、人間の勝手な期待とは裏腹に、初年度こそエモシオンが産駒としてG祇鐇を賑わせたが、その後は尻すぼみ。

繁殖牝馬として成功したとは言い難いが、G気鮴した名馬には違いない。
しかもこの年の牝馬は皆レベルが高く、その中でのG祇覇には大変な重みがある。

初めて馬券を獲らせてもらった馬でもあるし、3年前のお馬さん巡礼にあたって訪問は必然。
場長さんに案内してもらい、アドラーブルを態々近くまで連れてきてもらったのが冒頭の写真だ。
「触っていいですよ。」
と言っていただいたのに、怖くて触れれなかった記憶がある。
懐かしい。


「アドラーブル死す」の事実を知ったのは、つい最近。
毎週毎週「週刊Gallop」を購入しているが、アドラーブルの死に関しては、一切、記載されていなかった。
G気鮴するほどの馬の死が伏せられているのは、どう考えてもおかしい。
ボクのようなファンの多い馬でもあったのに。

ボクは場長さんの話を思い出した。

「初めてサンデー(サイレンス)を付けた仔がもうすぐデビューします。それが走らなかったら(結果を残さなかったら)、この馬は処分になると思います。」

競走馬の大多数は用が無くなったら人知れずミンチにされ、ペットフードの中に練り込まれる。
ただ、「G」を勝利した馬の死は報道してほしかった。
さすがに「薬殺しました」なんて正直に理由は載せられないだろうから、心不全でも何でもいい。
ファンはアホじゃない。
それで察する。
即ち、牧場期待の仔が「走らなかった」から、アドラーブルはもうこの世にいないのだ。

それに、報道してくれないと最も困る理由がもう1つ。

「死んだ馬の仔は走る!」


10/11に友人Yと園田競馬場へ出撃した時に、アドラーブルとサンデーサイレンスというピカピカ血統の息子「マイネルバイファル」の名を発見。
期待されて華々しいデビューを果たしたが、JRAでは目立った結果を残せず、レベルの落ちる園田へ回ってきたのである。
そう、このマイネルバイファルこそ、場長さんが言及していたサンデーの仔で、残酷な言い方をすれば、この馬のせいで、母親アドラーブルは命を縮めたわけである。

ならば、ここでボクが大勝負を賭け、大金を手にすることが、アドラーブルの何よりの供養になる(なるかい!)。

取り返しのつかないぐらい金を叩いて勝負。

だが、ブービーの大敗。

ボクが買ったから走らなかったのかもしれん。
すまない。


アドラーブルがエリザベス女王杯を制した時は3歳牝馬限定戦として設定されてたが、今は古馬牝馬も出走できる。

でも強いな。
ダイワスカーレットと、ウォッカは。
と思ってたらウォッカが出走取消!!!
一気に風雲急を告げてきた。
でもやっぱりこのレースはパス。
ちょっとだけディアチャンスの馬…。
いやいやダメだダメだ。

その後に行なわれる京都12レースの16番カントリースタイルに触手を伸ばす。
この連闘は勝負気配が漂う。

昨日のアサカディフィートはだらしなかったな。
いつもとは負け方が違う。
直前に降り出した雨のせいか、それとも恐怖の老いが忍び寄ってきているのか。
次走で見極めたい。
Posted by foe1975818 at 12:16│Comments(0)TrackBack(0)競馬 

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