October 24, 2007

荒行

古い墓から新しい墓に取り替える。
墓だけにそれなりの儀式が必要である。

儀式をしていただく近所の住職は、ためになる話をなさるだけでなく面白い。
それに我が家は先代の住職から大変お世話になっており、我が家の事も隅から隅までご存知である。
我が家族はこの住職に足を向けて寝ることはできない。

さて、儀式とは祭られている先祖の霊を呼び出して、一旦、退去していただいてから古い墓を撤去し、新しい墓を設置した後、退去させていた先祖の霊に再びそこへ帰ってきていただくというもの。

信心深い人間ではないが、先祖は粗末にしてはいけない。
ボクは会社に休暇を申し入れようとしたが、住職が止めてきた。

「いやいや、そこまでなさらんでもいいですよ。お先祖さんを取り出すのは簡単でんねん。お先祖さんにもう一度、入ってもらうのが難しいんですわ。なかなかテクニックが必要なんですよ。」

父親が確認する。
「当日はどんな服装が宜しいんですか?」
「ラフな格好で結構でっせ。腹巻きにステテコとかでも構いません。」

相変わらずおもろいおっさん…失礼、住職だ。

先祖を退去させる儀式は、先日、終了した。
ボクは不参加。

オカンから伝え聞いた話によれば、
住職…「お先祖さんは今、わたしの体に宿ってます。」
オカン…「大分重たいんとちゃいます?」
住職…「重たいですね。歩くのがやっとですわ。」

ホンマに信頼して大丈夫なんやろか?

因みにこの住職は、ボクの高校の大先輩にあたる。

Posted by foe1975818 at 23:50│Comments(6)TrackBack(0)最近 

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この記事へのコメント
坊さん、面白いですね。それ、ネタなんじゃないっすか?毎回毎回聞かれるんで、間とかも実によく計算されてたりして。。
Posted by ある正社員 at October 25, 2007 00:06
あはは・・・って笑うのも不謹慎ですね(><。)
でも、住職さんて堅苦しいイメージでしたが、こういう方ですと色々相談事もしやすく、親身になって頂けそうでいいですね(^^)
Posted by あびす at October 25, 2007 00:32
うちのお坊さんはスイーツに目がありません。
しかし、和菓子が嫌いな齢80歳の爺様です。
女子かよって。あと子供かよと。
やっぱりお話が面白いおっさん(住職)が一番!!
お経でただでさえ、眠いもんね。
お経がリズム感があるうちの住職・・・。
やっぱり素敵です。
よしゆきくんとこの住職も面白いわ〜!!
Posted by すい at October 25, 2007 23:05
( ´艸`)ムププ
なんか関西弁だから面白く思えちゃうのかな?
Posted by himeko at October 26, 2007 05:10
ある正社員さん
その可能性大ですね。
坊主学校ではそんなネタも教科書に載ってるのかもしれません。



あびすさん
親はいつも大笑いしてますよ。
住職の息子は同級生でもあり、近しい存在です。
Posted by よしゆきロビンソン at October 26, 2007 22:34
すいさん
茶と和菓子と出された時にも、小ネタを挟んでくるよ。
せいぜい小ネタなんで忘れてしまうんだが。
この住職のお陰で住職が身近な存在になったし、話も気を入れて聞くようになったしね。
先代の住職は無口やたんやけどね。



himekoさん
他にもふんだんにネタを入れてくるんですが、あんまり残らないんですよ。
小ネタなんで…。
お話はためになるんですけどね。
Posted by よしゆきロビンソン at October 26, 2007 22:40