September 08, 2008

その時歴史が動いた(後編)

さあ、ヒロキジーニョの愛車インプレッサはいくらで売却できるのか?

O阪K済大学時代の友人Hも加えた3人で出発。
友人Hを加えた最大の理由は、彼のゴリ押し殺法で値段を上限以上に吊り上げようとの魂胆である。

手始めにスバルのディーラーで見積もりを出してもらう。
ここでは90万との評価。
シャコタンは朝飯前で、マフラーやら何やら、手を加えれる場所は軒並み改造しているだけに、これぐらいしか出せないとのこと。
担当者曰く「うちの値段が底値だと思います。」と。

次はガ●バーを訪れた3人。
車をチェックした担当者が提示してきた値段は「125万」。
予想していたよりも高い額に、我々は果たして顔色を変えずに平静を保てていただろうか?
しかしこれで満足して交渉を成立させては、友人Hを連れてきた意味がパァである。
「キリのいい130万にはならんか?」
友人Hが切り出す。
担当者は「本部にもう一度掛け合ってみる」と。
そこですかさず友人Hが
「本部には幾らで掛け合うつもり?」
担当者は136万で掛け合うとの返事を言い残し、オフィスの奥へと去った。

ただ、我々は既に苛ついていた。
それは担当者の男が時々タメ口になるのである。
恐らく我々よりも年下ではある。
それに見た目も茶髪でチャらい。
が、仕事はしっかりできるものと思っていたが、違う意味で期待を裏切ってくれた。
「見た目通りそのままやないか!」と
まったくどういう教育をしとんのじゃ。

130万でケリはついたが即答は避け、ちゃらい名刺を頂戴してユーポ●に直行。
ここの担当者は対照的に見た目からして実直で、言葉遣いは丁寧。
さっきのが「あれ」だけに余計に丁寧な印象を受けた。
「6月は上半期末で営業成績のこともありますし、車を買う時も突いてやれば安くなりますよ。」などのありがたいアドバイスも頂けた。
丁寧なのは言葉遣いだけでなく、インプレッサのチェックも入念。
弾き出された価格は130万。
奇しくもガ●バーと同額。
担当者が探りを入れてきた。
「うちに来られる前にどちらかに行かれましたか?」
「ガ●バーに寄ってきました。」
「ガ●バーさんは幾ら出しはりましたか?」
「135万です。」
嘘をついた。
ここは駆け引きであるからして当然。
すると担当者は「ガ●バーは正味の値段を提示しない。」などなどガ●バーに対する悪態をこれでもかと吐き始めた。
とうとう正体を現し始めたか。
まあ、確かに我々の担当者は出来損ないやったけどね。

ここでも即答は避け、丁重な名刺を頂戴し、一先ず退散した。
「まあ、何回か足を運ぶとかして十二分に吟味してから結果出したらええやん。もっと高くもなるやろし。」
我々はヒロキジーニョに助言して解散した。

そして、「その時」を迎えます。
平成20年6月23日。
ヒロキジーニョがボクに入電。

「ユーポ●でインプレッサを売った。」

査定してもらって、まだ僅か2日後である。
早い!早すぎる!!
何がそうさせたんだ!
あれほど「慎重に」と釘を刺しておいたのに。
よしゆきロビンソンは激怒する。
でももう遅い。
もうインプレッサはない、乗れない。
ああ、あんなことも
こんなことも
こんなこと兇
あの事件だって
この事件だってあったよなあ…。
もう少しインプレッサと旅がしたかったのに。
暫し回想に浸るボクを現実に引き戻すような一言がヒロキジーニョの口から放たれる。
「車も買った。」と。
それも「スズキのワゴンRを」と。
冗談はよせ!
TANTOはどうした!!
スズキの「ス」の字すら口に出してなかったやないか!!
よしゆきロビンソンは改めて激怒する。
「TANTOは納車までに日にちがかかる。早く乗り換えたかったんや。」だそうで。
ボクが友人Hにその事実を告げたところ、もはや起こる気力すら奪われ、呆れて果てていた。
「もっと高くで売れとったのに。今頃○ーポスのあのおっさんはほくそえんどるやろな。」

現在ヒロキジーニョは、昔、漫画家を志していたギラギラしていたあの頃に立ち返り、「マンガを描く」ことに没頭している。
「パソコンも買い替え、グレードアップも施した。描く環境が整ったしヤル気が出てきたわ!」
ヒロキジーニョの鼻息はブタ鼻を鳴らすほどに荒い。

これもいつまで続くことやら。

Posted by foe1975818 at 23:40│ 最近