May 03, 2009

閉店ガラガラ

友人H宅に宿泊する時には必ずと言っていいほど、ロマンチック街道沿いの箕面高校北隣にある「やまや」という酒店で買出しにいく(どうでもええが、ロマンチック街道という名前はかなり恥ずかしいもんがある)。

その日も例に漏れず、ヒロキジーニョとボクはそこを訪れた。
時刻は閉店間際の22時10分前。
そうあれは確か満月の夜だった。
地球のどこかで狼に変身している奴がいるかもしれないとアホなことを想像した。

駐車場に車を収めたヒロキジーニョとボクは顔を見合わせる。
店の入口左横のガラスが破壊されている。
風通しを良くするにはまだ肌寒いし、そもそもそんな穏やかな割れ方ではない。
明らかに不可抗力によるものだ。

自転車で急行したと思われる警官が爺さんとパイプ椅子に座って話し込んでいる。
ははあ、最近氾濫している、老人によるブレーキとアクセルを踏み間違えた系?
怒号が飛び交っていないこと、救急車が見当たらないことから、運転手らしき爺さんも含め、怪我人もいないものと推測できる。
閉店間際でガラガラというのも運が良かった。

暫く様子を観察していると、警官が爺さんを店の中へ促す。
外はまだまだ寒い時期だったため、店の中で事情聴取しようとする警官の心遣いに思わず笑みが零れる我々2人。
しかしその笑みが凍りつく光景を目の当たりにする。

すっと立ち上がった爺さんが微動だにしない。
怪我してるのか?
それにしては警官がスタスタと店の中へ入っていっている。
いや、違う!
爺さんは歩いていたのだ。
ただ、そのスピードが遅々としていて、歩いていると認識できなかったのだ!
歩幅はなんと10cm。
これマジですよ。
アシモよりも遅いんだから。
この調子じゃあ、店の中に入るまでに1時間は掛かるし、事情聴取が終了して店を出る時にも同じだけ時間を要する。
店、閉まってまうがな。

突っ込んでいる場合ではない。
満足に歩けないような足で今まで運転していたことを想像すると、生きた心地がしない。
金玉が収縮してしまったわい。

60歳以上の免許証保有者には「1年に1度」運転適性検査を実施するべきである。
免許証の自主返納などという生温いことではいけません。
適正がないと判断された方には、バスやタクシーなどのチケットを進呈する。
その費用は天下りの渡りを止めさせた金で充分に補なえてお釣りが来るだろう。
てなことを、以前にも提案したよなあと思い返して爺さんの牛歩を見つめていると、閉店してしまって、買い物をしそびれてしまった。

その時に浮いた金を今日の天皇賞代に充てよう。
当然ホクトスルタンで勝負。

Posted by foe1975818 at 11:43│ 最近