July 22, 2009

怪奇実食

「絶対おかしい。絶対おかしいって。」
その小さい体の65%はアルコールによる麻痺で占められていたはずなのに、金の話となると電気ショックを与えたかのように息を吹き返す。
通い倒している焼鳥居酒屋の会計が、ヒロキジーニョとボクの2人で¥16,000超えを記録したのである。
確かにこの店の値段設定は割高だ。
でもそれを承知して来ているんだから、ボクとしてはいちゃもんをつける気は毛頭ない。
それに、補って余りある美味と品揃え、店の雰囲気。
更には宮崎の芋焼酎「松の露」の(1)のボトルを入れたし、どの店にも引けを取らない卵かけご飯も食したし。
ところが、傾げた首を修正できなかったのがヒロキジーニョだ。
何を食べ、何を飲んだか、その店に程近いジャンカラで詳細を振り返ってみるとの結論に至り、まさに入店するか否かの時、我々の真後ろに黒い影がむくっと現れた。
それは紛れもなく居酒屋のオーナーだった。
「申し訳ない。取り過ぎてました。¥3,000お返しします。」
電卓を叩いて会計を担当したバイト君が我々へ手渡した領収書をオーナーが見直して「異変」に気付き、計算し直したところ、誤りが発覚し、ダッシュで我々の後を追い、ジャンカラ入店直前に追いついたとのこと。
ヒ…「いやあ、その話を今してたんですよ〜。ちょっとおかしいかなって。」
オ…「ホンマ申し訳ない。ヤツにはガツンと言うときますんで。」
よ…「責めんといたって下さいよ。誰にでもミスはありますから。」

若干スッキリした我々は、ジャンカラで飲み放題を選択し、酒で焼けたのどで熱唱。
〆のウルフルズの「借金大王」熱唱中に、頼んでもいないワインが2つ齎された。
それをあたかも「待ってました!」とばかりに受け取り、遠慮なく飲み干して帰途に着いた我々。
ワインを本当に注文していた人よ、申し訳ない。

Posted by foe1975818 at 22:14│ 最近