November 14, 2009

高知トレーニング

2年前のアポなし淡路島ツアーで撃沈したヒロキジーニョとボク。
このままでは末代までの恥!
独身の我々はリベンジを誓ってアポなし高知ツアーに打って出た。
8月15日のことで、これも淡路島の雪辱を晴らす意味でも敢えて同時期をチョイスした。

高速料金¥1000の恩恵をフルに生かし、装着料金が天下りに流れているETCを装着しているヒロキジーニョのワゴンRのお出ましだ。
高知へは2通りの行程が浮上する。
明石海峡大橋から淡路島経由で鳴門大橋を渡って四国に上陸するパターンと、岡山県の瀬戸大橋から四国に上陸するパターン。
この時期は徳島県で毎年恒例の阿波踊りが開催されていて、三田村邦彦を見たいがために徳島経由は混んでいるのではないかというボクの読みが採用され後者を選択。

四国へ上陸したはいいが、山ばかりで何にもない。
交通量もないし、張り合いもない。
退屈この上ない。
運転はヒロキジーニョ担当だからいいんだけど。

4時間で高速を降りた。
何はなくとも宿を確保すべき。
高知駅へ行けば何かわかるんじゃね?というボクの意見が採用され、青看板、略してアオカンを頼りにワゴンRは進む。
高速を降りてから15分足らずで高知県中枢へ到達。
まあ、人の少ないこと。
「だから」という接続語が適しているかどうかは疑問だが、あっさりと高知駅発見。
駅構内の案内所に2人の若い女性。
どこまで手助けしてくれるか半信半疑だが、当たって砕けろで尋ねてみる。
「一泊したいんですけど、どこかないですか?」
物凄いふわっとした質問に対し、畏まりましたとネエちゃんはテキパキと動き出す。
何人だとか、値段はいくらだとか、何に乗ってここまで来ただとか。
どうやらここは単なる駅の案内所だけではなく、町の案内所も兼ねている模様。
男2人の素泊まりで、車で来たから、兎に角一番安い宿をリクエスト。
すると的確な民宿を勧めてきて、しかも電話で予約まで入れてくれた。
何と親切な。
それともよっぽど暇なのか。
簡素な地図を貰う序でにスーパー銭湯の場所もマークしてもらった(温泉はないそうだ)。
車で5分程でガレージに柴犬が飼われている民宿に到達。

荷物を置いて直ぐにぽかぽか温泉へ。
ぽかぽか
久しぶりの塩サウナにテンションが上がったが、全体としての規模は小さく、大したことはない。
紙コップ1杯¥100のセルフサービス青汁が売られていた。
人生初の青汁挑戦を決意。

不味い!もういらん!
呼吸をすることが億劫なくらい口の中に残留する草の臭い。
一口飲んだだけでヒロキジーニョにあげた。
「いけんことない」
ヒロキジーニョはグビグビと飲み干した。
正気じゃねえなコイツは。

高知県へ来たからには鰹を食らうべし。
でもどの店が美味いから分からない。
高知駅へ行けば何かわかるんじゃね?というボクの意見が採用され、民宿から歩いて目指す。
いたいた、さっきのネエちゃんが。
「鰹の美味い店ないですか?」
「どこも美味しいですよ。」
つい小1時間前とは別人のような愛想の悪さ。
「いや、そんなんじゃなくて、もっとこう穴場というか、おネエちゃんの行き着けの店とか。」
「さろめ市場が有名ですけど。」
隠れ家的な店を教えてほしいのに「有名」て。
あわよくば「一緒にどう?」という意気込みだったのに、そのキャラへの準備は整えてなかった。
完全に拍子抜け。
どちらがネエちゃんのデフォルトなんやろか?
口内は依然として草の臭いが留まり続けているし、踏んだり蹴ったり。

ブラブラと数十分。
我々の行く末を暗示するかのように突然の豪雨。
仕方なく目に付いた店に入った。
1Fがカウンターで、2Fが座敷。
店はガラガラだった。

鰹のたたきと鰹の刺身を注文。
それぞれニンニクのスライスが添えられていて、タレか塩で食べれる。
両方共に美味い。
青汁は完全に消滅した。
これはネエちゃんが浅い感じで言っていたとおり、どの店で食っても美味いんじゃないか?
更に同じものを注文した。
すると、あるメニューが目に飛び込んできたのである。


疲れたので後日に。

Posted by foe1975818 at 00:51│ 最近