July 08, 2007

翻弄

20歳以下の若い諸君が、サッカーW杯の決勝トーナメント進出を果たした。
頼もしいではないか。

ワールドユースと言えば、小野、高原、遠藤、小笠原、中田浩二、稲本(不調で途中交代ばっかりやったが…)の超豪華タレントを有したあの世代。
大学を卒業し、上京の仕度を整えていたボクは、何気に点けたTVに映し出された彼らの優雅なサッカーに釘付けとなった。

小野を攻守の中心に据え、小笠原は開催地ナイジェリアの暑さにも負けず無尽蔵のスタミナでピッチを縦横無尽に駆け回る。
遠藤はピンチの芽を逸早く摘み、高原はエースストライカーとしての素質を如何無く発揮。
左サイドは本山の支配下と化した。
ゴールキーパー南はスーパーセーブを連発。
与えられたポジンションをバランスを崩すことなく絶妙のタイミングで入れ替わり、相手チームのマークをヒラリとかわした。

惜しくも準優勝に終わったとはいえ、その試合のほとんどをNHK-BS1で観戦したボクは、彼らの活躍にウキウキした。
「彼らが日本のA代表を牛耳ることになれば、マジでW杯を優勝できるんじゃないか?」
そんな錯覚さえ起こした。
(本山が今一伸び悩むとは想像だにできなかった…。)

サッカーで最も胸が熱くなったのは、やはり日本がフランスW杯初出場を決めた試合に限る。
イランに先制されるも、城のヘディングシュートで同点に。
三浦カズの「オレ?オレ?事件」もあったな。
延長戦。
中田英寿が左足で放ったシュートのこぼれ玉を、野人・岡野がスライディングシュートでゴールデンゴールを決めた。
喜びすぎて両手を上げて吠える岡野は紛れもなく野人と呼ぶに相応しかった。
ジャージ監督の岡ちゃんこと岡田監督も両手を上げてピッチへとダッシュで流れ込んだシーンは、今、思い出しても胸が熱くなる。

ところで、この試合は試合前から一悶着あった。
相手イランのアジジ選手が練習中に脚を痛め、練習場から車椅子で運び出されたのだ。
アジジはアジア最優秀選手に輝くなど、イランの主力も主力、大主力。
彼が大一番に出場できないとなると、日本にとっては強烈な追い風となり、W杯初出場に大きく前進する。

ところが、日本戦には平然と出場。
ピンピンしていた。
大怪我は大嘘だったのだ。
「相手を油断させてまで勝とうとする。W杯はそれほどまでに大きな存在なのか」と思い知らされたと同時に、その姑息な手段を採るイランチームに苛立った

当時のイランの監督を務めていたブラジル人のビエイラ監督が、今、北信越1部リーグの「ACパルセイロ長野」の監督に昨年6月に就任している。
彼が「アジジ車椅子事件」について、読売新聞で激白していた。

日本戦前に同僚と喧嘩をおっ始めたアジジ。
トラブルを巻き起こしたアジジを、イランのサッカー協会が強制送還させようとした。
彼が抜けられると試合にならないと危惧した監督は、内紛を表面化させないためアジジが負傷したことにし、アジジを車椅子で練習場から退場させ、一先ずその場を繕うことにした。
ただそれだけ。
これが真相である。
日本を騙そうとかではなく、苦肉の策だったのだ。

監督が仕組んだ嘘に翻弄されたのは日本の報道陣。
新聞紙上では様々な憶測が飛び交う。
だが、翻弄されたのは報道陣のみで、選手たちはW杯初出場を決めた。
相手どうこうよりも、自分たちのサッカーができるかどうかなんやね。

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May 24, 2007

腐ったミカン

totoBIGの1等賞金で5億円6000万余りの、まさにBIGな配当が炸裂して世の中を震撼させたJリーグ界。
プリンセステンコーが中途半端な3等的中を果たし、賞金65,000円をGETしたらしい。
ハリウッド俳優と婚約した話はどうなったんだ?
イリュージョンの最中に勢い余って婚約者まで消し去ってしまったのか?

さて、先日に採り上げたある正社員さんはJ2に所属しているザスパ草津をこよなく愛する。
ボクの記憶が確かなら、ある正社員さんは群馬県在住なだけに、その思いは紛れもなく本物である。

ボクもサッカー観戦は嫌いではないが、わざわざスタジアムにまで足は運ぶことは少ない。
要因は、チームの規模に因るのではないかと自己分析している。

大阪は「ガンバ大阪」と「セレッソ大阪」の2チームが凌ぎを削っている。
セレッソは昨年、J2へ陥落してしまっているが…。
一応ガンバが大阪北部に、セレッソが南部に本拠地を構えているが、大阪在住の大多数の人間はそんな区別などついておらず一緒くただろう。
やっぱり「大阪」という括りが大雑把すぎるのである。
大阪府は日本で香川県の次に面積が狭いが、人は多い、無駄に。
FC東京などにもずっぽし該当することだが、大都市であればあるほど都道府県レベルのチーム名ではなく、柏、鹿島、市原、鳥栖などの市町村レベルでのチームの方が、一層親近感が沸き、応援にも身が入るのではないだろうか。
「大阪」ならば、「どうせオレが応援せんでも他の大阪府民が応援しよるやろ」との他人任せな感情が込み上げてしまい、観客動員が見込めず、さらに結束力が欠ける。
それに対して市町村レベルでのチームならば、「オレが応援しないと!」という危機感に似た感情が溢れ、市民がスタジアムに足を運び、より団結力が芽生えるのではないか?
そんな強引な説を唱えてみる。
市町村レベルでのチームはきっとどこも経営が苦しいだろうが、大阪にもどこかの市町村レベルでチームを結成してほしい。
潜在的なパワーはあるんだから。

ところで、チーム名の由来は個性的で、地元に関連した名前が付けられていたりとか、目を通していると楽しい。
詳細はこちらで確認を→チーム名の由来

例えば、ザスパ草津のチーム名の由来はこちらによると、英語で温泉を意味する「スパ」からとったもので、チーム名そのものがチーム誕生の地、草津温泉を表しているとのこと。
やっぱりそれなりの意味が込められている。
中にはFC東京などのように単純なネーミングもあるが、ほとんどが舌を巻くようなネーミングだらけである。

名前にはパターンがある。
外国語をそのままとったもの→ジュビロ磐田etc
外国語を合わせたもの→ヴァンフォーレ甲府etc
日本語と外国語を合わせたもの→サンフィレッチェ広島etc
日本語を逆さまにして外国語を加えたもの→コンサドーレ札幌
日本語からとったもの→サガン鳥栖

センスの欠片も見出せない、無意味な、恥ずかしい冠号を振り翳す馬主どもには是非、見習ってもらいたい。

では、今、ボクが棲息している大阪府箕面市がチームを立ち上げるならばどんな名前が相応しいかを、ない知恵を絞って考えてみた。

地元に関連するものを手当たり次第に列挙してみる。
猿、滝、紅葉、勝尾寺、萱野三平、箕面温泉、笹川良一。

真っ先に除外するのは、箕面温泉、滝、笹川良一、勝尾寺、萱野三平。

箕面温泉はザスパ草津には敵わない。

滝に関しては、官製談合の臭いがプンプンするトンネルを掘ったせいで、今や年間3000万円もの税金を注ぎ込み、ポンプを用いて人工的に水を流し込まないといけなくなるほどに堕落。
こんな現状では名所でもなんでもなく、チーム名としては強く推せない。

笹川良一に関するコメントは控える。

勝尾寺もこの辺だけのもんで、全国的に有名じゃない。

萱野三平に至っては、ボクはよく知らない。

紅葉はサザエさんのオープニング曲のバックにも採り上げられた輝かしい過去があるぐらいだから、まずまずの知名度が見込める。
だが、紅葉は一時的に脚光を浴びるが、それ以外の時期は散ってしまい、みすぼらしい姿に変貌するのでチーム名にはそぐわない。

じゃあ、猿で考えてみよう。
「モンキー箕面」…。
単純すぎる。
逆にしてみよう。
「キンモー箕面」…。
ダメだ。
ならば泣き声でどうだ。
「ウッキー箕面」…。
論外だ。
それ以前に箕面の猿は、今はさほどでもないが、ボクがガキの頃は人に危害を加えるなどやりたい放題の大暴れで、日光の猿の比ではないくらいに悪いイメージが植えつけられている。
もし選手に猿の荒々しさだけが乗り移って試合運びも荒々しくなると、客足が遠退く可能性も考えられる。

こうなったら仕方ない。
奥の手、西川きよし師匠にご登場願おう。
Jリーグ全チームを眺めてみても、個人名から頂戴するなんてのは、おそらく他のJリーグチームの追随を許さない箕面固有のものであると自負する。
「小さなことからコツコツと!」
西川きよし氏の座右の銘もスポーツにも通ずるので都合が良い。
だからといって「西川きよし箕面」などという安直なネーミングではナンセンス。
西川きよしの通称は「キーボー」。
「キーボー箕面」
もひとつだな。
逆さまにしてみる。
「ボーキー箕面」

「ボッキ箕面」
これは頼り甲斐のある益荒男集団をイメージさせるが、それ以上に、それ以前に下品なイメージが大幅に先行するので、喧々囂々の議論を交わすまでもなく却下だ。

視点を変えてみよう。
キーボーといえば、人を吸い込んでしまいそうな「でかい目玉」が特徴。
そこで
「アイボール箕面」
これいいじゃないですか。
サッカーっぽいし、でかい目で相手を飲み込むなんて理由付けもGOOD。

次点として、西川きよし氏の嫁からそっくりそのまま拝借した「ヘレン箕面」をプッシュする。
ヘレンには「しっかりとした」と「和洋折衷」の意味があり、日本独自の勤勉さを生かし、時に外国人並みの豪快なサッカーを目指す。
なんて由来も悪くない。

解かったことは、名付けるって生易しいことではない。
馬主のことをとやかく攻撃できる立場ではないな。  
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September 04, 2006

声を出せ

今朝未明にサッカー日本代表がアジアカップでサウジアラビアとアウェーで対戦し0-1で惜敗した。
キッフオフが夜中の2:30。
起きれないのでビデオに撮って後で観戦することにしたのだが、TVで先に結果を知ってしまうまさかの初歩的ミスをしでかした。
W杯期間中ではありえなかった。
気が緩んでいる。

若干テンション低めで観戦したのだが、TV画面から蒸し暑さが伝わってくるようだった。
あの暑さでは思考能力も低下するだろうし、オシムが掲げる「考えて走るサッカー」もこれでは90分持たないだろう。
結果は残念だが、まだ結成して間もないし仕方ない。
要は、W杯である。


試合内容よりも印象に残ってるのは、この中継を御覧になった方はご存知でしょうが、とにかく大熊コーチのデカイ声が入りまくっていたことである。
大観衆に包まれたスタジアムでは指示を送るためにデカイ声じゃないと選手には到底届かないし、ましてやマイクに近いところで絶叫してるためよく聞こえてくるのだろうが、それにしても入りすぎている。
大熊氏の絶叫指示はJリーグの監督時代からで今に始まったことではないが、改めて聞くとその声のデカさに圧倒される。
よく通る声なのね。

「駒野!サイドから数的優位を作れ!」
「ライン!」
「遠藤!そこでボール貰ってサイド!」
「外から!」
「加地!行ってみろ!そのまま行け!」
「飛び込むな!」
「外空いてるぞ!」
「つなげー!」
「慌てるな慌てるな!」
「遅らせろ!」
「残りの枚数だけ確認しろ!」
「サイドからサイドからサイドから!」
「啓太、啓太!」
「加地!中入ってもいいぞ!負けてんだから!」
「ボールを獲りにいけよ!」
「加地!トゥーリオを上げろ!」
「トゥーリオ!上がれ上がれ!」
「外からトゥーリオ中入れ!」
「加地入れ!」
「我那覇、早く使わせろ!」
「続けろ続けろ!」
「時間ないから上げろ!上げろよ!」

はっきり聞こえただけでこんなにあった。
どんな状況で出た「指示」か、想像してみるのもいいんじゃないですかね。

はっきりと一つ言えることは、試合結果が芳しくなかったことである。  
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July 11, 2006

やっぱり無茶しすぎた。
日曜日の七夕賞の我が本命馬ユキノサンロイヤルは、結局どこを力走しているのか判別できないほどに惨敗した。
だが、この結果は人気通りであり、彼に一切の非はない。
彼を買いかぶり、馬券をしこたま買い漁ったボクが自爆したのは火を見るより明らかである。
ただ1つ気に食わないのは、七夕賞は荒れるレースであるべきなのに、お堅い決着に終わったことだ。
どうせ外れるなら、穴狙いのボクを嘲笑うようなより大きな穴馬券で決着してちょうだいよ。
函館記念はたのんまっせ。

当然、不的中ということで、例の金の損得でつきあう「中の上」の女とはパァである(元々そんな気はさらさらないが)。

なかなかに困難なのであるね、穴をおいしく頂戴するのって。

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July 08, 2006

給料泥棒

W杯もいよいよのところまで来た。
大会前、イタリアVSフランスの決勝戦になるとは予想だにしていなかった。
この決勝戦はどちらも守備に長けているチームだけに、中盤での攻防が激しさを増すだろう。
よく「長所を消しあう」という言葉が試合中に聞かれる。
この表現、あんまり好きではない。
長所を消しあうには、DF陣の辛抱強い活躍抜きには語れない。
「DF陣の活躍が顕著ですね。」などに切り替えていただきたい。
この決勝戦も0-0での延長突入は充分あり得るだろうが、PK戦突入だけは避けてほしい。
ボクはPK戦が大嫌いである。
元イングランド代表ストライカーのリネカー氏は、
「PK戦はコイントスのようなものだ」
と発言していた。
そうだ、運が左右する。
そのわりに結末は残酷である。
120分以内で決着してくれれば、どちらが優勝しようがボクは満足である。
別に彼らはボクを満足させるためにプレーしているわけではないけど…。

決勝戦の前日である日本時間の明日のド早朝に行われる3位決定戦。
ボクは3位決定戦が意外と好きである。
ドイツとポルトガルのどちらが3位になるかなど、別段興味はない。
決勝トーナメントで死闘を繰り広げてきた2チームが、ある意味で気楽に戦える試合(開催国ドイツは必死だろうけど)。
即ち、クリーンで美しい試合を拝見できるのが3位決定戦である。
目に余るシミュレーション、大袈裟なアクションで怪我を装うなどの愚行は、この試合では全く意味を成さない。
この試合でもまだ、今までと同じ戦い方であれば、ボクはポルトガルに失望する。
別に彼らはボクに失望されても痛くも痒くもないだろうけど…。  
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July 04, 2006

彼にとって芝生は「産毛」のようなもの

昨日飛び込んできたニュース。

たまげた。

おかしいなとは思っていたのだが…。


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June 28, 2006

本音

今日の読売新聞にW杯出場チームワースト5がワシントン・ポストで発表されていると報道している。
日本は堂々ワースト4位にノミネート。
「12分間、ブラジルをリードした。」と皮肉られている。
見事ワースト1に輝いたのはセルビア・モンテネグロ。
アルゼンチン戦の6失点敗退が影響したものと見られる。
今大会はイエローカード、レッドカードが乱舞し、既に過去最多だそうだ。
セルビア・モンテネグロもアルゼンチン戦で退場者を出し、この数字に貢献している。
グループリーグ突破の可能性が「0」同士の対戦となったコートジボワール戦でも、2点リードを奪いながら無駄な退場者を出したためにリズムが崩れ、逆転負けを喫している。
しかしながら、この一戦や、オランダ戦を観る限り、セルビア・モンテネグロはワースト1にランクされるほど悪いチームではなかったと思う。

そのコートジボワールとの一戦。
解説者も感嘆の声を上げるほど、諦めずに戦う姿勢を見せたセルビア・モンテネグロのジョルジェビッチ。
衛星第一の実況アナウンサーは思わずこんなことをポロっと口にした。

「いやあ、日本代表に欲しいですね。」


ボクは、ワースト1位は日本だと確信している。
  
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June 27, 2006

戦争

決勝トーナメント屈指の好カード、ポルトガルVSオランダ。
死闘、いや戦争だな、ありゃ。
退場者4人はW杯史上初だそうな。

そんな記録更新の引き金となったのはポルトガル・クリスチャード・ロナウドに対するオランダ・ブラルスのファウルとみる。
ポルトガルで最もマークしなければならない選手を厳しくマークにいくのは当然だが、ボクにはブラルスが削ったようにしか見えなかった。
このファウルでロナウドは太ももに怪我を負い、途中交代の憂き目に遭った。
ベンチに帰って悔し涙を流す彼の姿に胸が痛んだ。

ポルトガル・コスティージャの2枚目のイエローをもらったプレーにはがっかりだった。
必死なばかりに手が思わず出てしまったのだろうか…。
また、同じくデコの2枚目のイエローも頂けない。
この大会を通じて遅延行為に対して厳しく取りしまっているのは分っていたはずなのにやってしまった。
次のイングランド戦には出場できなくなってしまった。
ポルトガル、ピンチである。

でも、デコの1枚目のイエローはしょうがない部分もある。
デコが攻め上がっている、しかもチャンスで主審はプレーを止めた。
ピッチ上でポルトガル・カルバリョが怪我をしていたからである。
怪我の手当ても終わりプレー再開となったとき、オランダ選手はポルトガルにボールを返すことなく攻め上がっていった。
これをイエロー覚悟で止めにいったのがデコである。
ボクがデコでもいってたな。

返さなければいけないルールなどない。
でも、あの状況のプレー再開ならば返すのが万国共通の「礼儀」である。
このプレー以降、オランダがボールを持つとブーイングの嵐。
完全に観衆を敵に回してしまった。

オランダの敗因としては、コクーのシュートミスよりもロッベンが封じられたことが挙げれるだろう。
ポルトガルは2人がかりでロッベンを止めにいった。
その立役者がポルトガルDFミゲル。
ロッベンに引けを取らないそのスピードには度肝を抜かれた。
そして好機と見るやタイミングよく攻め上がり決定機を演出。
天晴れである。
2004ユーロ選手権ではポルトガル・マニシェの目を見張る活躍を目の当たりにして感心していたボクであるが、今回はミゲルにサプライズだ。
しかも大会前は控えだったというのだから恐ろしい。

今回こそオランダには期待していたのだが、最早お家芸とも言える内紛が今回も発生。
決勝トーナメント1回戦で早々と姿を消したのは痛恨の極みだ。

荒々しい試合ではあったが、両チームの気持ちが全面に出たプレーは早起きしてよかったと思わせるに充分だった。
さらに、この決勝の舞台に日本は上がるべきではなかったと改めて痛感した。

ちょっと笑ったのが、退場者が控えるゾーンでポルトガルのデコとオランダのブラルス、ファンブロンクホルストが何やら会話している姿が映し出されていたこと。
言い訳をしていたのか、審判に対する批判なのか、それとも自分たちの不甲斐無さを反省していたのか、それとも試合とは全く関係ない話に花を咲かせていたのか…。  
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June 24, 2006

立河宜子。
確か結婚して芸能界を引退したはずだ。
今日、彼女が夢に出てきた。

ボクは銭湯で体を洗っていた。
斜め後ろに彼女、立河宜子が体を洗っており、周りにも老若男女がひしめき合っていた。
どうやら男女混浴の銭湯のようだ。
ボクはシャンプーをしながら彼女と喋っていたが、シャンプーをし終わり顔を上げるとすぐ隣にピッタリと彼女が移動してきていた。
「洗ってあげる。」
彼女はそう告げると、誰にも気づかれないようにおもむろにボクのまあまあなイチモツを洗い出した。
「周りに人がいっぱいおるやろ!でも、続けて欲しいような…。」

場面は切り替わり、ボクはスーツを着て帰宅の途につくため阪急・雲雀ヶ丘花屋敷駅で¥150キップを購入した。
すると横から手が伸びてきてキップを取り上げ、ビリビリに引き裂かれた。
立河宜子である。
「やっぱりさっきの続き?」
「決まってるでしょ。」
ボクは嫌々¥180キップを購入し、彼女と共に彼女の家に向かう。
電車の中で彼女がため息混じりに呟く。
「は〜、最近何もかも上手くいかなくて、昨日自棄になって一晩で1920万円使っちゃった。」
「ホストクラブにでも行ったんか?」
「まあ、いろいろとね…。」

彼女のアパートに到着したところで、携帯の目覚ましが鳴った。
時刻はAM3:50。
スイスVS韓国戦を観戦するための目覚ましだ。
目覚ましをかけたことを少しだけ後悔した。


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Posted by foe1975818 at 13:29Comments(13)TrackBack(0)

June 15, 2006

ちゃーん

全試合観るのって、こんなに大変だったかな?
夜更かしできない子になったのね、ボクは。
8年前はへっちゃらだったのに…。
着実に老いてきている。

イタリアVSガーナ。
イタリアが1点を先制するまではガーナは中盤でパスを良く繋ぎ、試合の主導権を握っているように見えた。
だが実際は握らされていたのかもしれない。
ガーナはシュートもよく打った。
しかしそれらは全て枠の外。
肝心なところはネスタやカンバーロを始めとするイタリアディフェンス陣にシュートコースを遮断されていたのである。
また、ガーナは守備においては相手選手をきっちりとマークしていたが、解説の反町氏が再三指摘していたように試合開始からピルロだけチェックが甘かった。
イタリアの先制点はそのピルロへのチェックの甘さと、一瞬の気の緩みから生じた。
イタリアはここぞという場面では一気呵成に攻撃に転じる。
そのスピードたるや目を見張るばかりである。

改めてイタリア恐るべし。
どうやらこのグループはイタリアとチェコの一騎打ち様相を呈してきた。
このグループは是非とも1位通過しなければならない。
なぜなら2位通過なら決勝トーナメント1回戦でブラジルとの対戦が濃厚だからである。

そのブラジルであるが、ロナウドが酷い。悲惨だ。
全く体が動いていない。
いや、やる気が全く見られない。
あの動きはサッカー選手ではなく牛である。
国内外の誤った報道に傷心のご様子だが、それを跳ね除けてこそエースストライカーなのではないか。
そしてそれを言い訳にはしてほしくない。
次戦からはなんだかんだ言ってもやってくれると信じてるぞ。
早く元のロナウドに戻って、記録更新に挑んでくれ。
期待している。

それともやはりあのヘアスタイルにしないとW杯では力を発揮できないのかな?  
Posted by foe1975818 at 13:24Comments(8)TrackBack(0)

June 13, 2006

後手

漸く見たアルゼンチンVSコートジボワール。
いい試合ではあったが、1番ではない。

メキシコというチームは、やはりエグい。
試合開始から終了まで、ボールを持っている、持っていないイラン選手を追い掛け回し続けた。
あの無尽蔵のスタミナは一体どこから生まれてくるのだろう?
そしてさらに驚かされたのは、センターバックの身長が173cmしかない。
背の高いイラン攻撃陣によって度々ピンチを招いたものの、結局は混戦からの1失点に留めた。

日本選手は大いに見習うべきである。

また、昨年のコンフェデレーションズカップのときに顕著だったが、ジーコの選手交代の決断が相変わらず遅い。
W杯開幕からここまでの試合を見る限り、各国ともとにかく選手交代が早い。
後半の30分、柳沢に代わって小野が投入されたが、あそこはあと10分早く小野ではなく遠藤ではなかったか。
そして続けざまに明らかにバテていた高原に代わって大黒。
坪井の負傷退場というアクシデントはあったものの、ガンガン代えてほしかった。

日本は決定的なチャンスをいくつも外したが、オーストラリアはもっと決定的なチャンスを作っていた。
決めれなかったのは川口のスーパーセーブが炸裂しただけで、ボクは完敗とみている。
イングランドやポルトガルのように内容は最悪でも結果が残せるような力を日本はまだ付けていないのだな。

これで3連敗濃厚。
2位争いが混沌としてきたF組である。

さあ、ボクの大好きなチェコの登場だ。
でもアメリカは強いぞ。  
Posted by foe1975818 at 00:52Comments(8)TrackBack(0)

June 09, 2006

しばしのお別れ

ボクというヤツはなんてツイてるんだ!
判明したのだ。
W杯の日本戦は全て出勤日ではない!!休みなのだ!!!

イヤッホ〜イ!!!



さてと…。
優勝はブラジルで仕方ない。
オランダ、メキシコ、アルゼンチンあたりがその次。
贔屓にしているチェコとアメリカもそこそこいい戦いをするだろう。
日本は…、まあ勝ち点取れるように頑張ってください。


やっすいMDウォークマンも購入したし、5年後には全くの役立たずになるDVDレコーダーもW杯のためだけに購入したし。
今日はオカンの誕生日だけど、んなことは関係ねえ!
それでは予告通りW杯に集中しま〜す。



とかなんとかいって、更新するだろうけど…。  
Posted by foe1975818 at 13:24

May 31, 2006

ドイツが なんだー!!

早起きしてよかった。
日本が2点リードを奪った瞬間は、室伏広治がハンマーを投じた瞬間のような顔に変形していたであろうボク(さすがに早朝なので絶叫は最小限にとどめた)。
また、失点した状況に予想通りの修正点を見出せたことは意義ある親善試合だった。

1点目。
相手コーナーキックのクリアボールを柳沢がダイビングヘッドで俊輔へ。
この試合終始マークのきつかった俊輔が相手DFを目一杯引きつけてから中田ヒデへパス。
ヒデがそれをスルーし、ダイビングヘッド後に素早く前線へ走り出していた柳沢へボールが渡る。
柳沢は、DFの裏へ既に走りこんでいたこれまたディフェンスラインから懸命にダッシュしていた高原へ絶妙のワンタッチスルーパス。
GKと1対1になった高原は落ち着いてゴール。
お手本通りの速攻と流れるようなパスワークにウットリである。

2点目。
ヒデと俊輔の遊び心たっぷりのボール捌きから、右サイドの相手陣深いところで駒野へ。
駒野はセンタリングを放り込むと思いきや高原へ横パス。
驚いたのはここだ。
ボクの予想では、高原はフェイントを駆使しドリブルで中央に切れ込んでから左足でシュート。
実際は異なる。
高原は駒野からのパスを受け、即シュートの態勢。
しかしこれはフェイントだった。
これでつられた相手DF。
高原はゴール方向へのターンし相手DFを置き去り。
決定的なチャンスをきっちりモノにした。

高原はドイツのハンブルガーSVに移籍する前に海外へ渡っている。
アルゼンチンの名門・ボカ・ジュニアーズ。
僅かな期間ではあったが、ボクはこの移籍を境に高原のプレーは変化したと感じている。
あの場面の高原に、サッカーの本場南米で身に付けたストライカーの本来在るべき姿を垣間見た気がする。

2失点は何れもセットプレーからであるが、それ以外にもサイドを突破された後、センタリングを上げられて肝を冷やす場面が続出。
オーストラリアやクロアチアがここを突いてくるのは間違いない。
センタリングを頻繁に上げられたのは日本の例の選手のサイドが顕著。
彼のサイドに相手ボールが渡った場合、真ん中を突破されるぐらいに形を崩してでもフォローしにいかなければならない。
センタリングを上げられたら日本は「終わり」なのだから。

それにしてもドイツはきっちりお返ししてくる。
前回大会もこんな状況で準優勝してるもんなあ。  続きを読む
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May 12, 2006

ストイチコフ3

日本サッカー界の至宝キングカズが兄のキングヤスとの対談で
「ベテランの重要性を分かってくれたトルシエには感謝している。」
的なことを確かにコメントしている。

告白します。
トルシエの人間性は別として、ボクはトルシエが採り入れたフラット3が好きだったの。

2列目以降からの飛び出しがキーとなる現代サッカーにあって、このフラット3が時代遅れな戦術であるのは重々承知しているが、少なくとも「今の日本のDF陣」は、1対1で相手からボールを奪うよりも、ディフェンスラインを思いっきり上げてオフサイドトラップを仕掛けての戦術の方が失点が少ないと見ている。

まあ、何を言っても後の祭りだけど。

キリンカップ・ブルガリア戦のキックオフ直後の失点で、ボクのこの試合における興味は一気に削がれてしまった。
何度も言うが、W杯に出場してくる強豪国は弱小国に相対する場合、開始20分ほどで相手が立ち直れなくなるほど前線から鬼のようなプレッシャーをかけてくる。
そこで早いこと点を取って、後は失点を許さない程度に流してくるのだ(ボコボコにしてくるときもあるけど)。
その鬼のような時間帯を凌げれば、若干ではあるが光が見えてくる。

よって、ブルガリア戦における試合開始早々の失点にはガッカリなのだ。
何もブルガリアが弱いとは言いませんよ。
でも、W杯という目標を持たない相手に、海外組がいないとはいえW杯直前のチームがあれでは困る。
とはいえ、最後まで観戦した。
気迫は感じた。
選手みんなはアピールするために必死。
その気迫が得点に結びつかなかったのは残念だし、村井の戦線離脱はもっと残念だ。

次の対戦相手のスコットランドはブルガリアを5-1で下している。
もう、試合開始早々の失点はしないでくださいよ。
できれば前半は無失点で、後半から4バックにするなりして仕掛けてやりましょう。  
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March 01, 2006

日本の左サイドはザル3

ありがとう。

のっけから感謝を述べるって、優しくなれるね。
どうも、今日も穏やかなロビンソンです。

誰に対するありがとうなのか?
それはボスニア・ヘルツェゴビナの、やる気ある姿勢に対してのありがとうである。
フィンランドが酷すぎただけに、余計に目立ったのかもしれないが。

後半。
前半終了間際に、スシボンバーのヘッドが炸裂したため、ヘルツェゴビナは後半開始早々から、日本ごときに負けてなるものかとプレスをかけてきてくれた。
格好の練習だ。
当然、防戦一方になる日本。
しかし、我慢しきれず失点。
この際、アルバレスがシミュレーションかどうか、川口がファンブルしたかなどは置いておく。
逆転されるまで流れを引き寄せられなかった日本。
ここだー!

ボク以前から、日本サッカーの進むべき手本となる国はメキシコであると、アホの一つ覚えのように騒ぎたてている。
日本と同じく、身体がそんなにゴツくないメキシコがW杯の常連で、しかも毎回決勝トーナメントに進み、今大会はシード国にまでのし上がった。。
その要因はショートパスを巧みに使って、相手ディフェンス陣を撹乱させるだけではない。
プレスをかけてくる相手FW陣を撹乱させる「ディフェンダー陣」のショートパスとドリブルである。
ここだー!

日本の中盤はそれなりに攻撃はできる、前を向かせてもらえば、さらに点を獲る確率はアップする(結果は出てないけど)。
逆説的に言えば、中盤にボールが行かなければ、中田ヒデ風に言うならば、点を獲れる匂いがしない。
では、中盤にボールを供給するディフェンダー陣。
彼らは、「多少」強豪国の相手FWに「多少」プレスをかけてこられてきた場合、苦し紛れのロングフィードか、チェックの厳しいMF陣へのパスを放り込み、カットされ、相手の思う壺の高速カウンターを食らうのが最近のパターンである。
どの国もそうだろうが、日本はそのシーンが極度に目立つ。
もし、彼らディフェンダー陣が、プレスをかけてきた相手FWを、慌てることなく巧みなパスワーク、もしくはドリブルを敢行し、あたかもマタドールのようにヒラリと交わすことができれば、味方MFをチェックしていた相手選手たちはおいそれと深追いすることができず、DF陣はゆとりを持って前方にパスを出せる。

もちろん、妄想である。
そんな上手くいくわきゃないし、今の日本DF陣にそれを望むのは酷だ。
ましてや、DF陣で危なっかしいパスやドリブルをしていて、もし奪われでもしたら1点もん。
非難轟々である。
でも、そうやって危険を冒しでもしないと、日本がW杯で決勝トーナメントの常連になれない。

ということで、明日の日本代表を夢見る少年たちは、何よりドリブル、そして、トラップの練習に明け暮れてくれ。
かといって、今の日本代表に失望などしていない。
むしろ大好きである。
技術がなければ、気持ちを全面に見せてくれ。
今の日本代表からは、まだ伝わってこない。
ボクは、生きている間にW杯で日本が優勝するところを見たいのだ。
うれし泣きしたいのである。
「ありがとう」と叫びながら。  
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February 19, 2006

テレコ4

ボクって天才だ。
昨日決意表明したシーキングザダイヤが2着!!
これで2着が7回目。
もう笑うのである。
馬券も当然大外れ。
もう泣くのである。
でも、よく走ったぞ、シーキングザダイヤ。
相手が悪かっただけだ。
ご苦労さん。

気を取り直して昨日のサッカー日本代表であるが、まず相手国のフィンランドさん。
やる気あるの?
手ごたえなさすぎ。
ん?もしかしてあれが実力か?

まあ、結果として久保が代表戦で「ゴールを決めた」のは明るい材料。
感覚も徐々に戻ってくるだろう。
その久保に足を合わすだけでいいパスを出した小笠原も自らがゴール。
凄いコントロールと洞察力。
ジーコから狙えと言われてた、また、相手のやる気の無さからくる余裕があったにしろ、である。  続きを読む
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February 12, 2006

リハビリ中3

サッカーのスコアで3-2と聞けば「おっ!接戦やんけ。」と呟いてしまうが、昨日の日本VSアメリカは結果こそ2-3の負けだが、内容は0-5の惨敗である。
仕上がり度の違いや、海外組が召集されていない、連係不足により3-6-1のシステムが機能しなかったなどの原因が挙げられている。
要は「全てダメ」だったということだろう。

それにしてもアメリカは基本に忠実なサッカーをしてきよる。
相手がボールを持つと、即座に1人2人とプレッシャーをかけて、前を向かせない。
そして相手が苦し紛れに出したパスをカットして速攻。
サイドからボールを上げる。決める。
特に右サイドからのクロスが頻繁に見られたのは日本の左サイドがアレサンドロだからである。
そらあ、餌食になるわ。
ジーコもエエ加減アレサンドロに見切りつけろよ。
そんなに使いたいなら、左ウイングでへばり付かせるなどして攻撃に専念させないと、本当に本当に手遅れになるぞ。
これ言うの何回目や?ボクは。

フレンドリーマッチなどで強豪国が格下相手と試合をする場合、「前半」に相手が戦意喪失するぐらいの「本気」を出して2,3点取って、その後は適当に流す(もしくはバテてる)光景がよく見られる。
昨日のアメリカがまさにこれだ。
日本が不甲斐無さすぎたとはいえ、アメリカはいつの間に強豪国的な試合運びをするようになったんだ?と叫んだが、よく思い返してみると、日韓W杯のグループリーグでも今回のような試合運びをしていた。
特に、ポルトガル戦は顕著だった。

日本では長谷部の評判が上がったようだが、アメリカがバテた、もしくは手を抜き始めてからのものだけにすんなりとはその評価を受け入れられないが、よう考えたらまだ初召集で21歳。
次世代のホープの誕生は喜ばしい。

これぐらいかな?収穫は。  
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December 14, 2005

例えバトン4

待たせたな、團員。
W杯の組み合わせについて、思うところを陳述したい。
でも実は粋がって陳述できるほど、まだ選手のことをよく知らないの、ボクちゃん。
少々引っ張った理由もそこにあったりするのだ。
それもこれもカメルーン、セネガル、ナイジェリアの予選敗退がイタイ。この3ヶ国ならよく知ってるんやけど…。
まだ、引きずる女々しいボクである。

注目カードは、イングランドVSスウェーデン。
日韓W杯でも同グループだったこの2チームには因縁があるそうで。
何と、イングランドはスウェーデンにこの四半世紀(めっちゃええ加減)ほど勝っていないらしい。
その情報を聞きつけ、日韓W杯ではこの2チームの対戦で引き分けに一票投じ、ボロ儲けしたわけである(何をだ!)。
告っちゃうが、ボクはスウェーデンのラーションが大好きだ。
W杯アメリカ大会ではドレッドヘアーでかんなり目立っていたが、12年近く経った今でもまだまだ一線で活躍している。
一時は代表引退していたが、国民が署名運動し、復帰しのだ。
イブラヒモビッチとの2トップは脅威。
ベスト8まではいけるんじゃないか?

日本のグループについては、超ご満悦である。
オーストレイリアは別として、ブラジル、クロアチアには多大なる因縁があるし。
こんなことを言うと「オメーは非国民だ!!」と喚かれちまいそうだが、ボクはアジア諸国が決勝トーナメント進出してほしくないのである。
アジアは言い過ぎたかもしれんが、日本はまだ早い。
ドーハの悲劇で涙したからこそ、野人岡野のゴールでうれし涙したボクである。
何大会も苦労して、苦労して、そして、突破してほしい。
ふられても、ふられても、アタックし、やっとつきあえた方が嬉しいでしょう?
だから、ボクは前回の日韓W杯の結果が大いに不満でなのである。
でも、今回は突破してもいいよ。
今回で世界における日本の本当のレベルがわかるだろう。

優勝はどこだ!と問われれば、「現段階では」ドイツということにしておこう。
日韓W杯では下馬評の低い中、GKカーンのナイスセーブ連発により準優勝した。
決勝戦を見るまでは、相変わらずのドイツらしさ満載のサッカーでつまらんかったが、決勝のブラジル戦を見て印象が変わった。
ボクの大好物の細かいパスを繋いでるのである。
やれば出来るじゃん。
今大会のドイツの注目選手はシュバインシュタイガー。
若手の有望株で、ドイツには珍しいドリブラーである。
彼が次代のドイツサッカーを担うだろう。
因みにボクはドイツ好きではございませんので。

とりあえず、今日のところはこの辺にしときましょう。
もっと研究して載せることと致します。

あっ、そうや。ポルトガルのマニシェもいいな。


それではバトンに参ります。  続きを読む
Posted by foe1975818 at 21:59Comments(16)

November 18, 2005

彷彿3

待ちに待ってようやく自分の願いが叶ったとき、その喜びは待っていた時間が長ければ長いほどデカイ、そして気持ちいい、超気持ちいい。

2年近くの長き戦いを経てW杯の出場32ヶ国が出揃った。
ボクはW杯アメリカ大会、フランス大会の全試合を1秒たりとも逃さずTVで見た。
日韓W杯の時はTVでやってくれなかった試合はラジオで、徳永英明風に言うならレイディオで聴き入っていたのだ。
超ヒマ人でしょ?

みなさんは日本はどの国と対戦してほしいですか?
ボクはブラジル。
コンフェデのようなお遊び大会ではなく、言い訳のきかないガチンコのW杯で対戦してほしいのである。
とはいうもののブラジルはスロースターター。
前回大会でも初っ端のトルコに苦戦していた。(結果的にブラジルはこの試合が1番苦しんだ)
よって、初戦で一泡吹かせて欲しいと強く願うボクである。

それにしてもよくやった。
プレーオフで我らがチェコがW杯切符を手にしてくれた。
代表を退いていた英雄ネドヴェドが故障者続出のチームのピンチを救うために復帰してくれたわけだが、出場決定の瞬間のネドヴェドの喜び様は映画「プラトーン」のワンシーンを彷彿させた。

一方でサプライズなこともあった。
W杯常連のナイジェリア、前回大会ベスト8のセネガル、さらに次回の開催国の南アフリカが出場を逃した。
そしてボクが最もショッキングだったのは我らがカメルーンが出場を逃したことである。  続きを読む
Posted by foe1975818 at 18:18Comments(8)

September 08, 2005

3つのウンザリ2

昨日の中日VS阪神戦はいろんな意味でおもしろかった。
阪神の藤山寛美こと岡田監督は選手時代おもろい顔のくせにプレー振りがおもろないと、江本に「解説」されていたが、昨晩はそのおもろい顔を歪めて怒っていた。

怒るのは当たり前である。
昨晩の2件は誤審の教科書。
主審は救急患者として目の手術を行うべきだ。
もしかして野球にホーム・アウェイとか出来たのか?


また星野SD問題で、巨人に行ったらアカンという阪神ファンの意味がロビンソンにはちんぷんかんぷんだ。
名古屋人が暴動を起こすぞ。  続きを読む
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September 07, 2005

ピーターファンデンホーヘンバンド5

W杯の各大陸の予選がいよいよのとこまできた。
ロビンソンはアフリカの行方に一喜一憂して、メシも喉を通らない日々が続き、ガリガリである。

一昨日、ルーマニアVSチェコの試合を衛星第1で放映していた。
ロビンソンはユーロの中ではチェコが1番大好きなのである。

チェコはW杯予選でオランダ、ルーマニアと同一のグループとなった。
一昨日の時点でオランダに次ぎ2位につけており、このルーマニア戦はアウェイとはいえ負けてはならない試合だったが、ロシツキー不在の影響とルーマニアの荒くれ者ムトゥにやられ0-2で敗戦。
3位転落である。
1位は文句無くW杯出場決定で、2位ならプレーオフで望みがあるが、どっちにしろチェコは残り2試合(3試合やったかな?)は絶対落とせなくなった。

チェコ国内ではネドヴェド代表復帰を熱望する声が噴出しているとのこと。
ジダンがフランス代表に復帰して盛り返したから、余計にその声は大きくなっているのだろう。
ただ、ネドヴェドが復帰するとロシツキーの良さが消えてしまう可能性をロビンソンは危惧している。
その証拠がユーロ2004のロシツキーの働きである。
チームはベスト4まで進んだが、ロシツキーはボランチで起用され、インパクトに欠けたように見えたのだ。
ネドヴェドが代表引退後のロシツキーはトップ下で水を得た魚のようにいきいきとプレーしている。
やっぱりロシツキーはトップ下でこその選手であると思うわけね。
でも背に腹はかえられない。
やっぱりネドヴェドを呼び戻してちょうだい。お願い。

ロビンソンはチェコのどこが大好きかというと、「細い道」を通すという意味の「ウルチカ・パス」と呼ばれる、そのパスワークの華麗さである。
また、トップには一人で局面を打開できるバロシュと、相方には202cmもあるFWコレルがそびえ立つ。
このコレルが曲者で、山椒のように小粒ではなく超大粒であるが、ピリリと効いている。
パワープレーやポストプレイヤーとして力を発揮するだけではなく足元が柔らかい。
日本の平山が目指すべき選手だ。

次戦は確かホームでの天王山オランダ戦。
ここで勝ち点3を取らなければチェコのW杯は大きく遠のく。
絶対W杯で見たいのだ、チェコを。
日本よりも。
カメルーンの方が見たいが…。
もしチェコがW杯出場したならロビンソンは会社を辞め、来年ドイツに降り立つ。

その前に会社クビになってたりして。  
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June 24, 2005

飛車角落ち同士

 以前ヘアーを茶色にしていた頃、専ら薬師寺に似てると言われた。国分寺のキャバクラの客引きの兄ちゃん2人にも言われた(H田氏確認済み)。ベリーショートの現在は大黒様に似ているとの声がチラホラ耳に入ってきた。だからといって大黒に肩入れするわけでもなく、冷静さと情熱をもってサッカー日本代表を見守りたい。
 大黒は敵チームにとって危険な選手になってきた。まず、基本的な部分で玉田と違いシュートが枠に行ってる。枠に行かなきゃキーパーの弾いたところをシュート〜ってなこともできない。また、ボールを持ってないときの動きもイヤらしい。あとは先発で出場した時に90分維持できるかだ。
 で、しつこく言う。大久保を呼べ、ジーコ!大黒を一回りパワーアップしたのが大久保なのだ。絶対大黒よりもいいパフォーマンスが出来る。ただ、黄紙を頂戴することが多い。大久保よ、そんな負のパフォーマンスはいらない。スペインで頑張って、ジーコに呼んでもらえ。
 アレサンドロがおかしい。どーも精彩を欠いてる。相変わらず、しょーもない黄紙を頂いてるし、ロナウジーニョの得点のときも、おもくそ前に入られてる。もともとアレサンドロは守備に問題ありでサイドバックには向いていないのだ。逆に言うと適材者がおらんのだ。右に加地が入ってることもそれを表している。いきのいい若手の発掘を急ぐべきだ。いないなら3バックにすべきだ。
 中田の言うとおり1対1で頑張ることもそうだが、同時にトラップ技術を磨いてほしい。シュートが少ないとか、枠に行ってないってというのは体勢が悪いからだ。では、いい体勢で打つにはいい場所にボールを持っていく、落とす。ということは、よいトラップが必要ということになる。
 強豪国がランク下のチームと戦う時によく見られるのが、試合開始早々ガンガンプレッシャーをかけてきて1点取ってペースダウン。点取られたらまたガンガンプレッシャーをかけて点を取るというパターンだ。今回のブラジルしかりメキシコしかり、また欧州遠征で対戦したイングランドなんかはその顕著な例だ。日本には最初の20分何とか凌いで、相手のバテた後半勝負と言う形に持ち込めば強豪国に対しても勝機が出てくると思う。
 断っておくが、オレは中学生の昼休み程度のサッカー技術しか持ち合わせていない。しかし、サッカー日本代表には中学生の性に対する情熱以上の情熱を持ち合わせている。    
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June 20, 2005

何者?

 大黒様のゴールでギリシャに勝利したジーコジャパン。4-4-2のシステムで戦ったのはバンテリン中沢不在の3-5-2では無理とみたからなのかどうかは分からんが、今回に関しては機能してたように見えた。が、ギリシャの超不甲斐無さに助けられた感がある。
 強豪を次々撃破し優勝したユーロ2005のときのような荒々しさや気迫がなかった。調整不足だったのか、今大会に対するモチベーションが低すぎたのか、1試合目でボロ負けして既にヤル気喪失だったのか、真偽のほどは不明だが、こんなことならチェコやポルトガルといったギリシャに敗戦した国に出てもらった方がよっぽどマシだ。
 もともとムラのあるチームではある。わたしの記憶が確かなら、欧州予選を無敗の1位で勝ち抜き出場したアメリカW杯でグループリーグ3戦3敗であっさり敗退。現在も欧州予選で苦戦中だ。
 日VSギは残念ながら前半をほとんど観戦できなかった(お仕事で)。早くお家に帰ってVTRで試合をチェックし日本代表にロビンソン流の評価点をつけ、MAN of the MATCHを決めるのが楽しみだ‥って、おれ何者やねん。
   
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June 17, 2005

やっぱり

 負けたね、日本代表。完膚無きまでに。特に1点取ってからはヒドイもんだったね。メキシコのFWボルヘッティは日韓W杯のイタリア戦でひねりバックヘッドシュートを決めてたのを思い出した。日本戦では川口の正面ついたり、ポスト直撃とツイてなかったが存在感をアピールしてた。
 日本はメキシコのしっかりしたパスワークとドリブルに対して、2,3人でプレッシャーをかけにいってたけど、かわされ、ぬかれボロボロ。開始1分で大ピンチ。相手のシュートミスで助かったけど、その後、ディフェンスラインが下がりだし、空いたスペースからシュートをズドン。2点目は茶野とアレックスが付いてたにもにも関わらずヘッドでズドン。中沢不在がモロに響いた。けど中沢不在なのはわかってたわけだ。即ち、センタリングを上げさしたことが原因だろう。
 現在、デルピエロ氏と尼のアミューズメント施設のパソコンを使っているので、この辺で今日は引き上げる。まだまだ言いたいことがあるのだ。  
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June 16, 2005

それが日本の生きる道

 別に上背があるわけでもなく、特に個人技に優れているわけでもなく、スーパースターがいるわけでもない。なのにW杯常連で、なおかつ決勝トーナメントにひょっこり残る。それがメキシコ代表だ。では、メキシコは何が優れているんだろう。それは正確なパス回しと、派手じゃない個人技だ。日本サッカーの目指すべき道はこれだと思う(オレはウィニングイレブンで実践している)。
 まもなく、コンフェデでそのメキシコと対戦するので楽しみだ。おそらくメキシコがフワッと勝つだろう。もし日本が勝つようなことがあれば、凄いことだと思うよ。メキシコは国際試合を多くこなして、しかもいい成績を残してるからね。現在17戦無敗なのだ。FIFAランクってのは首を傾げることが多いが、この国の8位ってのは納得だ。
 仕事中に見るこの試合。異常があれば駆けつけないといけないのだ、オレの仕事って。平穏無事でありますように。そして、日本が勝ちますように。ボクのわがままを今夜だけ聞いてください、神様。  
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