July 27, 2006

TDL

「大至急、腕利きの皮膚科を教えよ!!」
藁にも縋る思いを込めた半べそメールを知人20人に送りつけたところ、ご丁寧に半数の方が返信してきた。
ありがたい。持つべきものは友人だ(ボクの一方通行やったりして)。
「すまん。皮膚科はよう知らんわ。」が大多数を占めていたが、ある2人が同じ皮膚科をゴリ押ししてきた。

今朝、仕事帰りに、半分、藁に縋りながら向かった。
今までの医者は患部をじ〜っと見つめるだけ見つめて「薬を塗って暫く様子を見てくれ」の一点張りだったが、ここのベテランおじいさん医師は一味違った。
首から上と性器以外はほぼ壊滅状態にさらされているが、中でも発症の地であり、最も醜い箇所と化している臀部と、陰毛がボウボウに生えている患部を見るや否や、おちんちんと睾丸のセットを重たそうに「どっこらしょ」と言ったか言ってないかはわからないが、右へ左へ、右へ左へ、もう一度だけ左へどかしながら診察。
「感染症やな。」と一言。

今まで出された4つほどの塗り薬を提出すると、
「こんなんでは生ぬるい。今日はもっと強力なお薬を出しますから。」
待ってました!
陰毛が1本残らず抜け落ちる、いや、陰毛根を根絶やしにできるぐらいの鬼のような薬を熱望していたのだ!!
やっと出会えた。
相思相愛
もう、痒みと見た目のグロテスクさが限界なのである。

注意点として
・アルコール禁止
・風呂はぬるい湯のシャワーで
・汗をかくな
以上、3点である。
上2つは遵守できるが、「汗かくな」はこの季節にあって超難関である。
仕事中は仕方ないとして、休みの日は、当然、ジムには行けないので、自宅でエアコンを利かせてじっとする他ない。
じっとするオンリーでは暇すぎるので、身も心もゾクゾクさせるため、27日発売になったプレステ2用アドベンチャーゲーム「かまいたちの夜X3」を帰宅途中に汗だくになりながら道草食って購入。
帰宅後、シャワーを浴びて錠剤を服用し、塗り薬を塗りたくるや否や、エアコンをゴーゴーに利かせた自室でプレイした。
確かにねっとりした汗はかかなかったが、冷や汗をかいたのは誤算だ。


たくさんの皮膚科情報を提供していただいた友人のみなさんには、言い尽くせないほど感謝感激である。
ただ、意味を若干履き違えた情報提供者が1人いた。

その彼は
「沸騰させた湯に桃の木の葉を入れて冷やす。そうすると湯がお茶みたいな色になるから、それをカーゼで患部に塗る。昔、かぶれたときにオカンにやってもらったらすぐ治ったで。」

気持ちはありがたい。
ただ、ボクが桃の木を容易に手に入る環境にないことを彼はよく存じているはずだし、ボクは「皮膚科を教えよ」と申し上げたはずだ。

彼とは、友人ヒロキジーニョである。  

Posted by foe1975818 at 23:22Comments(10)TrackBack(0)