November 23, 2009

踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らな損々

粗筋
高知県一泊旅行に打って出たヒロキジーニョとボク。
何気無く入った居酒屋で、初めてのメニューに出くわした。

馬刺し
馬刺し…。

ボクは競馬が好きだ。
乗馬にも励んでいる。
「だから」馬刺しも好きだ。
しかし人生でそれを口にすることはなかった。
でも遂に出会った。
それがまさか高知県とは。

いただきます。
冷たい食感の次に訪れるのはチーズのような香り。
いや、チーズやで、これ。
二酸化炭素を放出するたびに鼻からチーズの香りが漂う。
青汁とは異なり、癖になりそう。
ヒロキジーニョにも御裾分け。
「匂いがチーズにそっくり」というのは共感してもらえた。

満腹感と満足感で満たされて店を後に。

民宿に帰り、改めて軽く晩酌。
TVを点けると、タレントがウダウダと話し込むなどの雑音のない、そして三田村邦彦が映っていない阿波踊りが延々と淡々と中継されていた。
TVの前で軽く踊ってみる阿呆な我々。
疲れてそのまま就寝。
寝言でいきなりクスクス笑い出すという気色悪いヒロキジーニョにイライラさせられるハプニングに見舞われつつも、ギリギリ爽やかな朝を迎えた。

朝食は昨夜薦められた「有名な」さろめ市場で採ることにした。
日曜日でもあり大賑わい。
10数分練り歩いた結果、どの店でも恐らく大差ないやろうというボクの意見が採用され、鰹の丼と、馬刺しに続いて初めての鯨の刺身を注文。
馬刺しもそうだが、鯨の刺身もそうそう食べれるものではない。
これまたなかなかの珍味で、独特の香りが鼻から抜ける。

さろめ市場へ着くまでの商店街も、国道で開催されている高知名物「日曜市場」も大賑わい。
刺身醤油にちょいと垂らすと美味いという触れ込みのゆずのエキス的な物をお土産として購入。

次は、市内に聳え立つ高知城に登ることにした。
山内一豊や板垣退助の銅像が観光客をお出迎え。
天守には大河ドラマ「功名が辻」で仲間由紀恵が着用した着物が飾られていた。
仲間っち
天守から高知県を一望。高知県
結局、城内の案内板などには長宗我部元親の文字は一切出てこず。

時間の関係から、坂本竜馬縁の地を踏むことなく、太平洋に「バカヤロウ!」と猪木の物真似で叫んでから高知県に別れを告げた。太平洋

帰路は徳島県-淡路島経由で本州の明石に上陸。
山陽道の盆の帰省ラッシュに鉢合わせが濃厚なために、ヒロキジーニョの記憶ナビを頼りに裏街道を突っ走る。
しかしというか、やっぱりというか記憶が曖昧だったために、結局はとんでもない山道を通って帰宅。

今年初めに香川県に行ったときもそうだったが、四国はまた行きたいと思わせる何かが潜在している。
それがあまり遠くない未来に訪れるとは思わなかったけれども…。  

Posted by foe1975818 at 22:55