January 27, 2007

言ってるねぇ

たとえ声色が似ていなくとも、癖や仕草、口調が似ていれば、それは立派な物真似であるというのが、ボクの物真似定義であり、そんな芸人を見るにつけ、ボクのツボは激しく刺激され、昼夜を問わず笑い転げるのである。
ご近所さん、ごめんなさい。

「あどで〜、んとで〜(あのね〜、うんとね〜)…」
子供の頃の貴乃花をチョイスした時点で、バナナマン日村は勝ち。
「花田勝さんは〜、手強いんですよ〜。」
このフレーズを抽出した時点で、松村邦洋の勝ち。
少し前の記事で採り上げた「ほっしゃん。」の物真似をする芸人も然り。
新たな物真似を発掘する芸人が現れる度、彼らの着眼点、観察力に舌を巻く思いである。

ダウンタウンDXでも「人の癖」に着目したコーナーが立ち上がっている。
見ていて実に楽しいコーナーである。
だが、一たび「人の癖」という魔物が気になってしまうと、肝心の話の内容が頭に入ってこないことが往々にしてある。

やしきたかじんの「はっきり言うて」。
スポーツ選手におけるインタビュー冒頭の「そうですね」。
「そうですね」に加えて、ゴジラ松井や宮里藍が語尾につける「はい」などは、思わず回数を数えようとしてしまう。
必死に頭から払い除けようとしているのだが、ダメだ…。
ベッドに潜り込んだときに、秒針の音が気になって眠れなくなるのと同じ原理である。

面白くないハラスメントでTV画面を賑わせているココリコ遠藤。
彼の口癖「正直〜〜」は、注目されてからピタっと聞かなくなってしまった。
ラガルさんによれば、「ほっしゃん。」も、物真似されてから「ビックリしますよ」を言わないよう心掛けたとのこと。

口癖を物真似されるのは、芸人としてあまり良い心地がしないのだろう。
それは、自身の語彙や表現の乏しさを露呈していることに繋がりかねない。
確かに、半分素人時代のコージー冨田が、「笑っていいとも」でタモリの物真似を披露した時、腹を抱えて笑った記憶が鮮明に残っているが、タモリは露骨に本気で嫌がっていた(客も受け入れてなかったけど…)。

物真似される気持ちってのは、物真似されないと汲み取れないのだろうか?
ボクら仲間内でも物真似しあうが、ボクはあんまり物真似されないから嫌な気持ちというのが解らないのかもしれない。
どんどん行ってほしい。
特徴がないとは思えんが…。


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Posted by foe1975818 at 23:07Comments(10)TrackBack(0)

December 18, 2006

クック クック

番組観覧した「たかじんのそこまで言って委員会」を録画していたので見たが、何時もに増して「ピー」音が(正確には「ピー」ではなく、ピストル音の「パヒューン!」だが)乱れ撃ちされていた。
これは番組観覧冥利に尽きる。

一瞬だけ客席が映っていた。
そこにボクや友人ワタロックが映っていたかは、ヒ・ミ・ツ。
ボクの両親と伯母さんは確実に映っていたが、それもスロー再生でないと判断つかないぐらいだ。

番組観覧後、ワタロックとボクは一度我が家へ帰り、銭湯へ。
ポカポカボディへと仕上がり、ボクが行きつけの池田市の居酒屋へと電車で向かった。
その居酒屋は相変わらずの盛況ぶりで、我々は余っていた丁度カウンターの2席に滑り込むことができた。
すぐ後からも客が引っ切り無しに暖簾を潜ってきたのを目にする度、ナイスな時間に到着できたと考えられる。

ワタロックは昨年に身を固めている。
既婚者ならではの悩みなどを吐露し、ボクはボクでブログにおける悩み(大した悩みではないけど)をぶちまけた。
ワタロックは1年ほどホームページで毎日日記を更新していた、いわば先輩である。
ボクの言わんとする悩みにワタロックは頷いていた。
暗い話ばかりではなく、熱い話も致しましたよ。

ヒロキジーニョに電話した。
番組観覧はどうだ?と誘ってはいたものの、仕事で無理との返事を寄越してきていた。
しかし次の日は休みらしいので、今晩はこの居酒屋で3人一緒に飲み明かし、その後はワタロックと共に我が家へ泊まればいいじゃんと提案してみた。
家は布団も既に用意してある。

「一旦家に帰る」と電話を切ったきり、ヒロキジーニョが電話に出ることはなかった。
「完全に寝よるで、ヤツは。」
我々の予想はバッチリ的中していた。
その日ヒロキジーニョは午前3時から仕事をこなし、終わったのは電話した午後10時。
しかも仕事内容は会社のある大阪府豊中市から福井県までをトラックで「2往復」。
人手が足りなくて、ヒロキジーニョが2往復させられる憂き目に遭ったらしい。
帰宅した瞬間に自分の中に力が残っていないことに気づき、意識が遠のいたとのこと。
そらそうだろう。
18時間も仕事してるんやから。

翌日昼頃にヒロキジーニョと合流し、我が家の近くの紅茶の美味しい喫茶店で腰を据えてお喋りした。
なぜ、この喫茶店をチョイスしたかと言えば、以前ヒロキジーニョと訪れた際、店員でめっちゃかわいい娘を発見していたからだ!
この日は残念ながらお目当ての娘の姿は見当たらなかった…。
序でに言うと、喫茶店に行く前に先日記事にしたセクシーサンタのいる美容院の前を車で通りかかったが、これまた見かけなかった…。

3時間ほど居座り、お会計。
彼ら2人はプリンを2個ずつ購入し、ボクはその間、店に陳列されている商品に目を遣っていた。

店を出るや否や、ワタロックがニヤつきながら話し掛ける。
なんと、お姉ちゃん店員のVネックセーターからチチが見えていて、ワタロックはガン見していたらしいのだ!!!
乳頭こそ見えなかったというが、それでも充分楽しめたと。

「ヌオー!!なんで言うてくれへんかったんや!!!」

ここ4年で一番の怒り。
ボクはワナワナと震えていた。
ヒロキジーニョも気づいていなかったらしく、リスのように震えていた。
2人の震えはマグニチュード7を記録。

「そら、店の中では言われへんやん。」
ワタロックの釈明は的を射ている。
したがって、今後このような悲劇を再び招かないためにも、合図や暗号、隠語を早急に決めておいたほうがいいな。

因みに「背中から抱きついて、Vネックから手を差し込んでやりたい」というのは、3人の一致した意見だったなんてことは決してございませんですわよ。

ワタロックはしたり顔で忠告する。
「あんな美味しい場面を見逃すとはな。ブログを書くに当たって、常にアンテナを張っとかなアカン!」と。
仰る通りである。
まだまだ甘かったことを反省。
確かにアンテナは常に張ってなかったけど、股間には常にテントを張る自信はあるよ。

セクシーサンタの美容院といい、喫茶店のVネックの妖精といい、監視せねばならない店が増えて、こりゃあ忙しくなるぞい。
しかも喫茶店は堂々と入店できるからありがたい。
入り浸ること間違いなしである。
そうだ、股間にテントを張っても目立たないような頑丈な下着を購入しなければ!

ん〜、セクシーサンタ同様、Vネックも客寄せ戦略なのか?
確かに客は多かったが、色仕掛けとは無縁のおばさんがほとんどやったけどなあ。

谷間を拝めるんなら、なんでもいいや。  
Posted by foe1975818 at 23:45Comments(10)TrackBack(0)

December 17, 2006

ようこそここへ

もえちゃん細い!

いやあ、一昨日、「たかじんのそこまで言って委員会」の番組観覧に行ってきたわけですが、山口もえは細すぎまっせ。
風速2mそこそこで簡単に吹き飛ばされるんちゃうか?
男はそうは思わないが、「女性の体はガリガリが美徳」なる女性陣の今の意識は、超危険である。
とか何とか言いながら、2時間ちょいの収録時間のうち80%はもえちゃんを上から下まで舐めまわすようにガン見してたんやけど。
内容はON AIRで見れるわけやし、折角スタジオに潜入したならば普段お目にかかれない部分をチェックすべきであろう。

収録にあたって様々な注意事項の説明を受けた。
タバコはダメとか、携帯は電源を切っておいてくれなど、普通の大人ならば言われんでもわかっとるわい!という内容ばかりだったが、その説明をするディレクターと思しき30前後の男が大阪の商人のような口調。
ネタもふんだんに織り交ぜてくる。
今まで何度となく同じ説明を繰り返しているし、さらに練られているからおば様方にはよくウケる。
おもろいのだが、揉み手しながら喋るのは何とかならんもんかい?

まず最初にスタジオに登場したのは桂ざこば師匠。
100人ほどで構成された我々観覧者は、ついさっき練習したとおりの拍手で声援を送った。
「もうええて!」
ざこば師匠は恥ずかしがって、異様に盛り上がる我々の歓声を遮ろうとする。

続いては雪崩れ込むようにメンバーが登場。
橋下徹に宮崎哲也、勝谷誠彦、三宅久之、金美鈴、田嶋陽子、そして山口もえちゃんが次々に着席していった。
MC席には辛坊アナウンサーが立ち、満を持してやしきたかじんが登場。
より一層でかい声援が送られた。

フワッとした感じで番組は始まった。
最初のテーマは未解決事件について。
ゲストで元警視庁刑事のファンタジー北芝が登場。

内容はON AIRでご確認ください。
ただ、「ピー」だらけだろう。
いや、ピーならマシ。
放送されない可能性が大いにある。
辛坊氏も「これ、放送できるんか?」とボヤいていた。
お題に無い事件まで盛り上がってしまったし。
北芝氏は年齢詐称疑惑についても語ってくれた。

世田谷一家殺人事件に関してであるが、ファンタジー北芝によれば、今、警察は犯人像を2つに絞っているとのこと。
その1つの説では某カルト教団が関連しているとのことだが、折角オブラートに包んで番組が進行していたのに、三宅先生が思いっきり「○○○○でしょ?」と某カルト教団名を名指しで発言。
スタジオ中がずっこけた。

続いて盛り上がったライブドアの野口氏の自殺の件も含め、どのように編集されているのか、12時間後の放送がとても興味深いところだ。

この一発目のトークテーマでは、基本的に我々観覧者のみならず出演者も北芝氏の話を食い入るように聴いてしまうので、三宅先生VS田嶋陽子などのこの番組らしい侃々諤々の討論は見られなかった。

ぶっちゃけた話、北芝氏のファンタジーをもっと聴きたかった。
いや、ファンタジーのみでもよかったかもしれない。
残されたあと2つのトークテーマは興味がそそられるものではなかったし、実際イマイチ盛り上がりに欠けた。
それでも勝谷氏と宮崎氏から極めて重要な情報を得たが、ON AIRされないだろう。
これも仮にON AIRされてもピーだ。

収録時間は2時間10分ほど。
その間休憩は一切無く、狭いシートに座ったままで腰が痛いのなんのって。
もちろんこれはコメンテーターの方々も同様である。

収録の80%を費やしてガン見していたもえちゃんの動きであるが、滅多に発言しないのに途中咳き込んでいたり、VTRが流れている間にちっちゃいペットボトルのお茶をストローでチューチューしていた音がマイクを通して入っていた。
たまにしか発言しないし、たまに発言したかと思えば周囲のペースを止め、ぽわ〜んとした口調で発言するのだが、意外と核心を突いていたりするので侮れない。

タレントさんの動きで気になったところを箇条書きで挙げてみる。

勝谷氏の貧乏揺すりが尋常ではなかった。

VTRが流れている間、宮崎氏はVTRに出てくる悪事を働いてる人物に対して「怪しからん!」と突っ込みまくっていた。

VTRが流れている間と言えば、たかじんはスタジオからいなくなる。

宮崎氏は橋下氏とコソコソとよく喋っていた。

橋下氏は下ネタで一笑い誘った。
内容は忘れたけど。

一番実感したのは、TVで見るよりスタジオが狭く感じられ、我々観覧席から出演者までの距離が近かったこと。

それと、もえちゃんが文句なくかわいかったことだ。  
Posted by foe1975818 at 01:30Comments(12)TrackBack(0)

December 04, 2006

マジカルセクハラでございますな

関西ローカルだと思うが、今から20年ぐらい前、日曜お昼に8chで「ノンストップゲーム」という番組が放送されていた。

ゆで卵大好き板東英二、セスナ大好き桂文珍、お触り大好き横山ノックの、一癖どころか何癖もある3人がMCを担当。
素人参加者のおば様100人ほどがスタジオに集結し、TV画面の後方の雛壇席に規則正しく陣取っている。
その中から抽選で選ばれた3人が雛壇席のおば様方を掻き分けて回答席に降りてくる。
選ばれた3人には、とある商品の値段を推測し、的中、又はニアピンだった回答者がいよいよお待ちかねのゲームに参加できる。

そのゲームとは、まず3つのサイコロを振る。
振る前に3つのサイコロの合計が1〜9までの「小」か、10〜18までの「大」かを宣言する。
例えば「大」と宣言し、見事「18」が出たとすると、その18に予め設定されている商品をストックでき、以降はゲームを続行するか、若しくはゲームを降りてこの商品を持って帰るかの選択ができる。
失敗したら没収。

…だったはずだ。

鮮明に覚えているのは、回答者が「大」か「小」かの選択に悩んでいると、やたらと「小」を薦めてくる桂文珍と、やたらと「大」を薦めてくる横山ノックが
「そろそろ『大』じゃないですか?」
「いやいや、今日は『小』の日ですよ」
などとチャチャを入れてくる。

で、仮に回答者が「小」を選択したとすると、「大」担当の横山ノックは「小」を選択した回答者の愚かさに対してチクリと嫌味を言い、雛壇に陣取るおば様方を味方に付ける。
そして横山ノックは「大」と書かれたちっちゃなプラカードを手にして
「大、大、大…。」
と雛壇のおば様方を煽るように叫びながら駆けるのである。
雛壇のおば様方も同様に
「大、大、大…。」
と拍手をしながらワイワイ盛り上がる。
即ち、おば様方はサイコロを振る回答者が早いこと選択ミスを犯して自分たちの出番が早く回ってくることを心底祈っているために、ノックの煽りに呼応するのである。
生放送だけに尚更だ。

この番組にオカンとそのお姉さん、即ちボクから見ると伯母さんが出演したことがある。
そして何と、伯母さんが運よく3人のうちの1人に選ばれた。
さあ、あとは商品の値段当てをクリアすれば、サイコロゲームのチャンスが与えられるが、箸にも棒にも掛からない全くの大ハズレ。
残念ながらサイコロを振ることもなく、雛壇の自席に戻っていった。

因みに、番組が始まるときは必ずおば様方の誰かがドアップで画面に映し出される。
あの時はそれがオカンだった。
一家全員、食べていた昼飯を吹き出してしまったのである。
もったいない。

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Posted by foe1975818 at 23:08Comments(5)TrackBack(0)