November 09, 2006

イジメ

電話の相手はヒロキジーニョだった。

「あの話覚えてるか?」

忘れるどころか、伝説と化しているぜ。→すいませんでした

本日、「すいませんでしたパート」が発生したらしい。

ヒロキジーニョの会社は滅茶苦茶である。
監査が入れば間違いなく営業停止になる。
毎日毎日疲れ果て、家に帰っても片付けられていない自室で寝るだけの生活。
愛車インプレッサでお気に入りのフジパブリックの曲を口ずさみながら帰宅しているときが至福の時なのだが、そのご機嫌な道中でちっちゃな事件が勃発した。

ヒロキジーニョは上記の「すいませんでしたパート」以降、ボクも目を見張るほど優しい運転に徹していた。
ところが会社の処遇や、女友だちとのいざこざを抱え込み、今日は少しばかり走り屋ヒロキジーニョが顔を出していたようだ。
ヒロキジーニョ曰く
「アイルトン・セナが乗り移り、ヒロキトン・セナに変身していた」そうだ。

完全に頭がおかしくなっているようだ。
可哀相に。

ヒロキジーニョ操るインプレッサの前にビッグスクーターが走行していた。
ヒロキジーニョは煽るつもりはなかったそうだが、ビッグスクターは煽られていると感じ、後ろを振り向いて何やかんやと叫びながら走行していたが、遂に堪忍袋の緒が切れて急ブレーキをかけてきた。
慌てて急ブレーキをかけたヒロキジーニョ。
ビッグスクーターからライダーが降りて近付いてきたので、ヒロキジーニョはパワーウィンドウを開けた。

ライダー…「おい!さっきから何煽っとんねん!」
ヒロキジーニョが
「煽ってないわ!」
と強気に返した。
そらそうだ。
煽ってないんやから。
その強気な返事を耳にしたライダーは、何とヒロキジーニョの首を絞め、インプレッサのキーを引っこ抜いてビッグスクーターに戻っていったのだ。
一瞬何が起こったか理解できなくなったヒロキジーニョだったが、とにかくこのままではインプレッサが動かない。
ヒロキジーニョは車を降り、ビッグスクーターに近付いて

「鍵、返してください。」

懇願すると(この時点で既に丁寧語だ)、ライダーの
「ちょっと煽ったやろ?」
の言葉に対してヒロキジーニョは

「ちょっと煽りました。」

陳謝した。
ヒロキトン・セナ散る。

よしゆき…「ヒロキさん、煽ってないんやろ?」
ヒロキ…「煽ってないけど、鍵返してもらわなアカンやん。」
よしゆき…「そらそうやけど、首絞められたって、それは事件やぞ。締められた時にパワーウィンドウ閉めて腕千切ったったらよかったのに。」
ヒロキ…「いや、あの勢いやったら窓割られてたわ。」

確かにヒロキジーニョは車間距離をあまり取らない。
したがって相手が煽られたと感じても何ら不思議ではない。

よしゆき…「ヒロキさんが車間距離取り過ぎって感じるぐらい車間距離取っといたほうがええで。」
ヒロキ…「ホンマや。でも周りも酷いわ。みんな見て見ぬ振りやったし。というか引いてたわ。」
よしゆき…「雨上がりの宮迫が、怖いヤツに絡まれた時にめっちゃデカイ声で謝ったら相手が引いて逃げていったことがある言うてたわ。次からは『すんません!ボク、今めっちゃビビッてますんでやめてもらえます!?』ってやってみてや。さらに目を引ん剥いて言うたら効果覿面やで。」
ヒロキ…「アホか!もうコリゴリや。」


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Posted by foe1975818 at 23:14Comments(11)TrackBack(0)