September 24, 2006

ファイトーッ!!

馬をなめてはいけない。
種付け一発10万以上はかかる(無料もいるにはいる)。
数百万単位はザラで、今は亡きかの大種牡馬サンデーサイレンスは2、3000万払わないと牝馬たちは交配させてもらえなかった。
ヒトのオスはお金を払って女を買っているのに、馬の世界は真逆なのだ。

羨ましい。


要は、馬とは大変なお金がかかっている。
万が一、我々見学者がチョッカイを出してケガでもさせようものならゲンコツでは済まされない。
現にそういったマナー知らずのアンポンタンが競馬ブーム時代に牧場へ押し寄せたために、最近は牧場見学には厳しいルールが設けてある。

とはいえ、サルでもわかるような当たり前の注意事項ばかりである。

大きな声を出すな
勝手に柵の中へ入るな
カメラのフラッシュを焚くな
無闇に走るな
餌を与えるな

あと、傘は差せない。
雨天時はカッパ着用である。

でもね。
競走馬としてレースに挑めば、競馬場では大地が揺れるほど馬券オヤジたちの怒号が飛び交い、レース直前にはファンファーレが鳴り響く。
所詮、大きな声でビビってるようでは海外の馬には到底太刀打ちできない。
実際、ジャパンカップなどで遠征してくる外国馬なんてのは実におとなしく、ドシっと構えているのである。
そのあたりの心の教育がきちっと行なわれているのだろう。
走る能力は海外馬に劣らなくなったが、精神的な部分でまだまだ日本馬は未熟で、関係者は(特に競走馬としてデビューする以前の幼少期の教育を施す育成者)、大きな声にも動じない馬作りに励まなければならない(馬を教育するヒトの教育も不可欠なのは言うまでもない)。


話が逸れたが、たとえいくら厳しく躾られていても、マナーが悪ければやっぱり馬だって気分も悪い。

ファンあっての競馬だが、こういった輩が湧いてきたら厳しい規制を敷かざるを得ない。
ボクが経営者でも同様の措置をとるだろう。

が、アンポンタンは完全に撤廃されたわけではない。
いましたよ。
ミーハーなボクが、この目で見ました。


また後日にでも。


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Posted by foe1975818 at 14:24Comments(2)TrackBack(0)