March 04, 2007

正義の味方

「喜びを分かち合うという縁起物」として正月にもなると「モチ」は大変重宝されているが、「モチ」と名付けられた現役競走馬が活躍中である。
馬主によれば、「そういう意味」で名付けたとのこと。
レース実況から聞こえてきた名前が耳に届いた時、驚いて尻餅をついてしまった。

前走、岩田康誠騎手による手綱で「逃げ」戦法に打って出た「モチ」は、「粘り」腰を発揮して白星をもぎ取った。
とはいえ、人気薄のモチを軽視し、逃げ粘るとは睨んでいなかった後続の騎手が牽制し合った「棚から牡丹餅」の勝利というのが大方の見解である。

今日の午後3時35分に出走するので、是非、彼のレースぶりと、実況にも耳を傾けてもらいたい。
モチが馬券圏内に突入するかどうか?
その答えは回避することにする。


「命名」は馬主の楽しみの一つであると察する。
以前、「チェリーコーマン」というドキドキもんの名前の馬が活躍していたと記したが、もっと意味のある名前を付けれんか?
ボクなんて素晴らしいネーミングが次々に浮かんでいるが、馬主になれるぐらいの出世は一生見込めないので、画餅に帰したプランとなっている。

そのヤキモチにも似た鬱憤を晴らしてくれたのが、スーパーファミコン、通称「スーファミ」の「ダービースタリオン」、通称「ダビスタ」である。
ボクが高校、大学生の頃に爆発的な人気を博した競馬シミュレーションゲームで、自分で決めた配合から産まれた馬を調教し、レースに出走させることができる。
手掛けた馬の引退後は、その馬に種を付けて子孫繁栄を図り、全G汽譟璽浩覇を目指す。
自分が育てた最強馬を競わせる全国大会も催されたほどだ。

で、産まれた馬に名付けることができる。
でも何百頭と生産していくと、やっぱり面倒臭くなってきて段々フザけた名前を与えてしまう。
さすがに下品なネーミングは避けたが、芸能人シリーズとかになると酷い。
「シムラケン」などは、命名することに完全に飽きている証拠である(全然走らん馬だった)。

アンバーシャダイという種馬から仔(♂)が産まれ、「セイギノミカタ」と名付けた。
ボクは追い込み馬が好きで、ゲーム内でも専ら追み込みである。

最後の直線
「セイギノミカタやってきた!!!」
このような実況とともに迫ってくるのである。
なかなかによろしい。

新馬戦を追い込んで勝ち上がったセイギノミカタではあったが、その後、低迷。
「セイギノミカタ届かず2着ー!!」
正義の味方にあるまじきレース結果に何度となく唇を噛んだ。

背に腹はかえられない。
脚質転換を図って、「逃げ」の戦法を採らせたところ、これがズバっとハマッた。
連戦連勝を重ね、あれよあれよという間にG汽曄璽垢悗半紊蟲佑瓩燭里任△。

でも、手放しでは喜べなかった。
もうおわかりでしょうけど、実況が…

「セイギノミカタ逃げる逃げる!!セイギノミカタ逃げ切ったー!!!」


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Posted by foe1975818 at 00:07Comments(4)TrackBack(0)