June 24, 2007

気質

サッカーを観に行ったら、90分で決着がつかずに延長戦に突入した。
相撲の千秋楽を観に行ったら、魁皇と白鵬が1敗で並び、優勝決定戦に突入した。
井上陽水のコンサートに行ったら、その日だけゲストで奥田民生が現れ、2人で「ありがとう」を披露してくれた。
立体駐車場で5階まで満車状態だったのに、自分がゲートを潜った時に1階の1台分のスペースが空いて滑り込めた。

いずれも「運がいい」に分類される。
サッカーや相撲なら内容が伴わなければ時間の無駄に終わってしまうが、ライブはできるだけ長い時間体感できるに越したことはない。


「甲子園のチケットが入る。土曜のデーゲームやけど行けるか?」
金曜夜に友人Yからメールが届いた。
阪神VS日本ハム。
日本ハムは交流戦の優勝がかかっているため、絶対に負けられない。
対する阪神も大歓声が後押ししてくれる地元・甲子園で無様な試合は見せることはできない。
手に汗握る熱戦が期待できること請け合いである。
ただの野球好きで阪神ファンでも日本ハムファンでもなんでもないが、チケット入手困難の甲子園ならば行くに決まっている。
二つ返事で返信した。

肝心のチケットは、なんとバックネット裏の前から11段目。
しかも、無料での提供。
本来なら5000円は下らないぞ。
なんでもバックネット裏の年間シートを購入している友人Yの会社の先輩が仕事で観戦できないため、野球好きの我々に声を掛けていただいたワケだ。
なんとラッキーなのだ。
おしっこをちびるぐらいに感謝申し上げます。

試合開始は14時。
12時に到着した。
日本ハムの打撃練習の最中。
写真は、先日2000本安打を達成した田中幸雄選手のトスバッティング風景。トリッキーな髪型

さらに、謎の外国人と談笑する日本ハムのヒルマン監督。脚が長い
因みに日本ハムの4番セギノールは写メに収め切れないぐらいに馬鹿でかい。
ちょっとした化物だ。

程無く双方のチームの先発投手が発表された。
阪神は福原。
対する日本ハムはダルビッシュ。
おお!
なんとラッキーなのだ。
エース対決ではないか!(福原はエースとは認められんが)
これは緊迫した投手戦が期待できる。

試合開始。
日本ハムの切り込み隊長森本が1,2塁間を破るヒットで出塁し、4番の化物セギノールのレフトへのタイムリー2塁打で先制。
5番小谷野を迎えた福原。
そして福原が投じた球が、小谷野の鼻に直撃。
福原は危険球で退場。
信じられな〜い。
甲子園がどよめいた。
まだ20球も投げてないぞ!

小谷野は鼻にティッシュを詰めて試合に復帰。
頭部へのデッドボールなので、後遺症が心配される。
阪神は急遽、江草が登板。
準備もままならない緊急登板だったため、江草がこの後、乱れ打ちに遭い、日本ハムが3点先制。
逆に、阪神はよく3点で凌いだ。

ボクは阪神の負けを予言。
ダルビッシュ相手に初回から3点をプレゼントする阪神の大盤振る舞いぶりに虫唾が走った。
緊迫の試合展開を予想していたボクはガッカリ。

ところが、ダルビッシュが阪神に付き合ってしまった。
元来、立ち上がりが悪いが、この日は特に乱調。
3連打で先制されると、4番アニキこと金本が逆風を突いて右中間スタンドに逆転スリーランホームランを放った(そもそもセギノールの拙い守備が引き金となっている)。
甲子園は総立ちだ(ボクは着席したままやったけど)。

ダルビッシュはこの後も逆球のオンパレードで立ち直ったとは言い難かったが、阪神の湿った打線にも救われ、0を積み重ねた。
それでも球速は150km/hオーバーを連発。
投球数は100球を遥かにオーバーしていたというのに、恐るべきスタミナだ。

7回。
甲子園に風船が舞い上がる。飛ばす前に割るなよ

唾液が落ちてくることを危惧し、ボクは風船を膨らますことなくその瞬間だけさっさと避難した。

日本ハムは阪神を大きく上回るヒットを放ちながら、残塁の山を築く。
特に9回、ライト前ヒットで出塁した稲葉が盗塁死したシーンは不可解すぎる。
バッターは4番の化物セギノール。
仕掛けるにしろ、追い込まれてからでよいだろうに。
まだノーアウトだ。
サインなのか、独断なのか?
三振を喫した化物セギノールは、ベンチに帰る途中で怒りを顕にし、バットを叩き折った。
誰に対する怒りだろうか?
逆に、140km/h前半の球速で調子を掴み損ねていた藤川は完全に息を吹き返して、後続を断った。

4-4で試合は延長戦に突入。
これまたラッキー。
ダルビッシュが悪いなりにも9回を投げ切り、救援投手陣を温存して延長戦を迎えた日本ハム。
同点の場面でJFKをつぎ込み、「必死のパッチ」で延長戦に持ち込んだ阪神。
全く対照的な両チーム。
この構図が試合結果にそのまま反映された。

延長11回。
鼻にデッドボールを食らった日本ハムの小谷野が、JFK降板後の頼りない阪神中継ぎ陣を担う橋本から、レフトポール際へツーランホームランを放ち、勝ち越し。
後遺症もどこ吹く風だ。
日本ハムはこの2点を、満を持して登板した武田久と、守護神のマイケル中村がガッツリ守り、逃げ切り勝ち。
交流戦の優勝を決めた。

試合終了は17:30。
5時間半も甲子園に留まった。
ラッキーなことだらけ。
大いに堪能した。


ただ、腕と顔が激しい日焼けでヒリヒリして、まともに風呂に入れなかった。

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Posted by foe1975818 at 12:07Comments(7)TrackBack(0)

October 22, 2006

プレッシャー

昨晩の日本シリーズを見た。
さすがプロというプレーをまざまざと見せつけたのは、中日ドラゴンズのショートストップを守る井端。
決して体格に恵まれているわけではないし、派手でもない。
同じような体格の子供たちに目指して欲しい選手である。

試合開始直後はガチガチだった両軍選手。
特に北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ君。
いつもはふてぶてしいまでの投球、態度を披露しているが、彼もまだ二十歳。
第一戦の先発の大役を任命されて、失点という結果だけで判断すれば大乱調というわけではない。
ただ、ピッチャーゴロの処理やその後の判断などに緊張の一端が垣間見え、少なからずピッチングにも影響を及ぼしていた。
試合前は緊張を紛らわすために、全身の毛穴から煙が出るくらいに大好きなタバコを吹かしてたかもしれないね。

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Posted by foe1975818 at 12:13Comments(9)TrackBack(0)

September 28, 2006

今日、判子忘れちゃいました

パ・リーグの順位が確定した。
シーズン前のボクの予想はこちら→予想

見事に大外れである。

まず、肩入れしていたロッテは、昨年ほど打線が繋がらないとはある程度は予想していたが、投手陣の崩壊には愕然とした。
WBCでの影響がなかったとは言い切れないが、逆に言えば、新勢力の突き上げが乏しかった。

オリックスは中村ノリと清原が予想を大幅に下回った。
但し書きでケガがなければと記したが、シーズン通してケガだらけだった。
また、一番の不安要素であった監督。
それと、村上ファンドにまつわる問題で野球どころではなかった宮内オーナー。
天国で仰木監督が泣いていることであろう。


そして何と言ってもボクの予想における最大の汚点は、日本ハムを5位と決めつけ、ろくすっぽ戦力分析を行っていない。

申し訳ございませんでした。

ダルビッシュやマイケル中村を始めとした投手陣の踏ん張りは目を見張るものがあった。
打線に関しては稲葉の奮起。
後半戦の怒涛の打棒には舌を巻いた。
メジャー挑戦を掲げてヤクルトを退団するも、獲得に乗り出す球団が現れず日本ハムに拾われた。
昨年はメジャー挑戦を掲げた選手とは到底思えない不振であったが、今年はようやく本来の成績を、いや、デビュー以来最高とも思える成績を残した。


2年前、北海道を訪れた折、丁度、日本ハムは西武とのプレーオフの真っ最中だった。
札幌にあるヨドバシカメラ(だったと思う)のTV売り場には道民が鬼のように群がり、日本ハムに熱い声援を送っていたが、混乱を避けるため(既に大混乱だったけど)店側が放映を中止した(鬼のようにいた客は、皆、鬼のようなブーイングをかましていた)。

「さすが北海道民。よっぽど日本ハムを応援しているんだな」と目を丸くしていたら、実はそうではなく、
「特別、日本ハムのファンじゃないけど、負けるよりは勝ってほしいんだよな」という声を札幌競馬場内や、すすきの界隈でよく耳にした。

今年の北海道旅行は人のたくさん集まる札幌には遠征していないため街の声は聞けなかったが、2年前と様相は変化しているのだろうか?


ここまで来たら見てみたい。

日本ハムVS阪神の日本シリーズを。  
Posted by foe1975818 at 23:16Comments(5)TrackBack(0)