October 26, 2007

まさかのヒステリー

月曜日の朝、通勤電車内でTと鉢合わせした。
Tは中学の野球部として同じ釜の飯を食った戦友である。
お互い別の大学に進学したが、その後も麻雀でSやCにカモられた仲間として友情は続いた。
辛かったなあ、あの時代…。

Tは転職ホヤホヤで、この時間の電車に乗ることになった。
Tと会うのはこの時以来。
Tにも迷惑をかけた。
ボクはTの携帯をふんだくり、携帯番号を勝手に登録していたらしい…。
この時はボクがベロンベロンでまともな会話が成立していなかったので、会話は10年ぶりである。
もしTが転職しなければ、もしボクがいつも通りの車両に乗っていれば顔を合わせなかった。
これを偶然と言わずして何と言う。
実に清々しい朝であった。


偶然と言えば、こちらの写メ。
ぼやけている名馬ビワハヤヒデである。
憎ったらしい強さでボクの崇高なる穴馬券をペンペン草一本残らず刈り取っていった。

日西牧場にはビワハヤヒデ専用の放牧地と、隣には数頭のサラブレッドが走り回る放牧地があった。
多分、繁殖牝馬数頭と、その子供達だろう。
ボクが近づくと興味深そうに寄ってきた。
おそらくニンジンなどのご馳走を期待してのものだろうが、持ち合わせていなかったので、そこらへんの草を適当に毟って食べさせていた。
それを美味しそうに食べるもんだから、他の馬も寄ってきて大賑わい。
一番最初に近付いてきた一頭のプレートには「メイショウマキバコ」「高橋隆厩舎」の文字が記されていた。
大した競走成績ではなかったのか、ボクの記憶にはない。
まあ、名馬であろうとなかろうと、こうやって触れ合うことで心が穏やかになる。

この出会いから2ヵ月後、メイショウマキバコとジェニュインという地味な血統の間に生を受けた息子がデビュー戦を勝利し、そこから破竹の5連勝を果たした。
今でも息長く走り続けて堅実に賞金を稼ぎ、馬主の懐を温めている。
でもボクが購入した時だけ走らないのはなぜ?ドンクールよ…。


昨日、偶然、園田競馬場に突撃したら、メインレースの第10レースにゴールデンキャストの名を発見。
ゴールデンキャストはJRA競馬の登録を抹消され、地方競馬の園田に移籍していたのである。
よくボクの許可を得ずにノコノコと園田の地を踏みやがったな、コノヤロー!
まさか忘れたとは言わせねえぞ。→セントウルS

実績断然のここなら負けようがないから見学決定。
だが、何気に目を遣った単勝オッズが示していたのは3番人気!

その理由。
.粥璽襯妊鵐ャストはダート競走がこの日が初めて。
距離の1,700mが適しているとは到底言えない。
6堽58kgの酷量を背負っている。

あちらこちらから耳に届いてくる。
「ゴールデンキャストは圧勝か惨敗のどっちかやろな。」
同感だ。
この3番人気というオッズは、並み居る馬券師たちの「ゴールデンキャストは初戦様子見作戦」を如実に表しているのである。

ならばボクは勝負しかねえ!
もし今日勝ってしまったら、次走から人気して「みんなの馬」へと成り下がってしまう。
3連単1着固定で、ほぼ総流し。

結果はこちら→

最下位だ!
見事に「圧勝か惨敗か」を証明してくれたのだ!!
ありがとう。

って、礼を述べてる場合か!
給料日直後でいつもより倍率ドンの金を叩いてしまったではないか!!
金はいつ返してくれるの?

失った金は土曜競馬で取り返すしかあるまい。

京都7レース13番ツルマルオジョウはこんなレベルでうろついている馬ではない。

京都11レースのG競好錺鵤咾1番マイネルスケルツィに注目。
G気任和りないが、前哨戦のG僑猫靴鮃咾蕕垢里得意だ。
前走では抜群の手応えで直線に向きながら、伸びあぐねた。
これは休み明けと、距離が長かったことが起因している。

あと、福島12レース9番サウスヒューマー。

以上3頭を推薦する。
通常ならどれか1レースに的を絞って勝負だが、どのレースも相手が絞りきれないので、ボクは3頭の単勝勝負に出る「単勝男」と化します!

「短小男」ではないので悪しからず。  

Posted by foe1975818 at 23:23Comments(6)TrackBack(0)

October 05, 2006

風のたより

お馬さん巡礼でナリタタシンに御礼を述べたボクが次に訪れたのは、天皇賞馬ネーハイシーザー。
どうしても彼に1つだけ確かめておきたかったことがある。
それは、ボクがネーハイシーザーの馬券を買ったときだけ彼は馬群に沈み、ボクが彼の馬券を購入しなかったときに激走してしまう負のミステリーについてである。

生まれ故郷の国道沿いの広い放牧地を与えられているネーハイシーザーは、種牡馬生活を終了し、功労馬として悠々自適の余生を送っている。
ネーハイシーザーは中央で佇んでいた。
ボクは遠くからではあるが、ネーハイシーザーと心の会話を楽しんでいた。

忘れもしないあの天皇賞。
ボクは大学受験に向けてダラダラとした浪人生活を送っていた。
この年の競馬界はビワハヤヒデと、その弟ナリタブライアンで動いていたと言っても過言ではない。
憎たらしいまでに完璧なレースぶりでこの年を連戦連勝で驀進していた兄ビワハヤヒデ。
影をも踏まさせない圧勝に次ぐ圧勝で三冠を確実視されていた弟ナリタブライアン。
年末の有馬記念での兄弟対決に胸を躍らせる競馬ファン。
ボクもその1人だった。

しかし!
まずは目の前の天皇賞の馬券をGETすることが先決である。
「秋の天皇賞には魔物が棲んでいる」
誰が言いだしっぺなのか知る由もないが、天皇賞の1番人気は取り憑かれたように、見事なまでに馬群に沈む。
この年はビワハヤヒデが断然の1番人気。
そのミステリーが崩壊するのは衆目の一致するところだった。
この年のビワハヤヒデに逆らい続けて尽く馬券を取り損なっていたボクは、もはやビワハヤヒデに逆らうことの愚かさを大損という形で思い知らされていたわけである。
心が折れてしまっていたボクは、ビワハヤヒデからボクの大好きなセキテイリュウオーと、今度こその想いでネーハイシーザーへと馬連で2点のみ流した。
配当はどうでもよかった。
一刻も早くビワハヤヒデとネーハイシーザーにおける負のミステリーを払拭したかったのである。
じゃないと、大学受験に影響が出かねない。

悪夢だった。
断然かと思われたビワハヤヒデが馬群でもがき、終始先頭でレースを牽引していたネーハイシーザーが1着でゴールイン。
惨いことに、2着がセキテイリュウオー
紐同士での決着による華麗なる外れ馬券の成立。
このショックが尾を引き、数ヶ月後、楽勝で合格できるはずだった関大やその他諸々の大学に尽く不合格。
どのみち影響が出ちゃった。
受かったのは10校中2校のみ。
関大の試験の休み時間中に産み落とした巨大なうんこだけが今でも目に焼きついている(ちゃんと流したよ。時間かかったけど)。

そんな会話をネーハイシーザーと遠くから交わしていたら、放牧地の逆サイドに人影が…。
その男性は大きな声を出しているが、向かい風のため全く聞こえない。
ボクは外国人のように両手の手の平を上にして、聞こえませんというジェスチャーを大袈裟に示した。
男性はネーハイシーザーの柵の中に入ってボクに近づいてきた。
「中、入っちゃっていいよ。」
何っ!!
「え!?いいんですか!?」
「大人しいから大丈夫。」

男性はこの牧場の場長さんだった。
ネーハイシーザーは昼夜放牧を行われているため、ストレスもないから大人しくなったとのこと。
「ゆっくり見て行ってね」
「あっ、ありがとうございます!」
大きい牧場ではありえない嬉しいハプニングである。
※牧場の方の許可なしに勝手に柵の中へ入ってはいけません
「それとね。ダイイチルビーって知ってる?彼女の最後の子供が(男の子)いるから見ていきなよ。厩舎の向こうにいるから。」
「父親は?」
「クロフネです」
「是非、後程見学させていただきます!」


関西の加用厩舎に入厩することが決まっているそうで、来年の今頃は、芦毛のこの馬がターフを大いに賑せているかもしれない。
(名前はまだ未定)


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Posted by foe1975818 at 15:24Comments(7)TrackBack(0)