November 03, 2006

お節介

少し前にライダーハウスのマスターとボクとの根比べを記事にした。→タイマン

この話で思い出したのだが、マスターが
「こんなことばっかやって女房が呆れちまってさ」
とボソっと口走ったので、
「いやあ、いい趣味をお持ちじゃないですかぁ。奥さんも内心では誇りに思ってますよぉ。」
と社会人らしく一応持ち上げたつもりだったが、
「よくないよぉ。女房に逃げられちゃったし。」
と寂しい表情で呟き、ボクは返す言葉を失った。

そんな女房に逃げられたマスターは、今でこそサラブレッドのグッズなどの販売を細々と行っているが(その店で馬好きの姪にファインモーションの人形を買ってあげた)、元々馬のセリに関わる仕事をされていたそうだ。
それを証明するためか、小走りでビデオテープをセットし画面に映し出された古めかしい光景は某ダービー馬の祝賀会の模様で、余興として日本競馬生産界のトップを突っ走るグループの某総裁らと曲を披露しているシーンだった。
マスターは隅っこでドラムを担当していた。

ボクが競馬好きであることを知ったマスターはサラブレッドに関する知識をひけらかしてきた…基、懇切丁寧に教えてくれた。

サラブレッドにとって致命的な癖は、馬房内で肢を踏みかえて体を左右に間断なくゆする癖「ふなゆすり」と、柵を銜えて空気を飲み込む癖「グイッポ」であるらしい。

「ふなゆすり」は肢の故障を引き起こす可能性があるために治さなければならない。

サラブレッドが亡くなる原因の一つに「腸捻転」という病気がある。
腸が捻れを起こす病気だが、実はここに「グイッポ」が関わっている。
というのも一個前の記事にも記したとおり、馬は鼻でしか呼吸ができない。
もちろんゲップや嘔吐もしないので、柵などを銜えると空気が腸の中で溜まってしまう。
サラブレッドの腸は複雑かつ繊細なため、空気などが入り込むと厄介で、一気に捻れ現象が起こり、死へと繋がるのだ。
したがってグイッポは早めの処置が必要となる。

さらにマスターはパドックの見方についてボクを試すかのように幾つか質問を投げかけてきた。

.僖疋奪解説者が汗をかいてるので心配ですとコメントするが、あれはどう心配なのか?
▲僖疋奪で馬が「入れ込んでいる」のと「気合乗りがいい」はどう違うか?

ボクはパドックをほとんど見ない。
見てもさっぱり分からないからである。
ただ、´共通のアンサーとして、まずその馬の性格を知る必要があり、その前のレースのパドックではどうだったかが重要であると答えたところマスターは

「なかなか見る目があるねえ。」

と腕組みしながら頷いた。(ホンマか?)

,亡悗靴、サラブレッドは汗を沢山かく動物であって、パドックで汗をかいてるからといって馬券対象から即外すのは間違いであり、解説者に惑わされてはいけないとのこと。
むしろ夏のクソ暑い時期に汗の一滴も垂らさず周回している馬のほうが体調に問題があると疑うべきだと。

△亡悗靴討、馬の動きではなく、紐を引いている人をよく観察しなさいと。
馬がいくらチャカチャカしていても、人が普通に紐を引っ張って歩けているなら問題なく、馬の動きが大人しくとも人が馬に引っ張られているとか、馬を引っ張っている状態が問題であると。

さらに歩いてるときの脚の着地の様子でも馬の好不調が見分けられるらしいが、これは経験が必要だからすぐに見分けることは困難で、メジロブライトのデビュー戦の単勝をGETできたのは会心だったと軽い自慢で締め括られた。


これらを実践するために明日京都競馬場へ参戦します。  

Posted by foe1975818 at 23:55Comments(7)TrackBack(0)