June 29, 2006

マスオさん

ブログ内ではよしゆきロビンソンと軽々しく名乗ってはいるものの、実際、そんな名で呼ばれたことは一切ない。
だいたいが苗字か、下の名で呼ばれる。
子供のころ、親戚には「よっちゃん」。
その後、ええ年ぶっこいて「よっちゃん」はいかがなものか?とクレームが勃発し、「よっさん」になった(大して変わらんが)。
中学時代の友人らには「ロイ」「ロイ君」と呼ばれている。
元々ボクは「エロイ」「エロイ君」と呼ばれていた。
今の紳士的なボクからでは想像もつかないかもしれないが、当時のボクは「エロ」かったからである(反論は真摯に受け止めます)。
しかしながら友人がボクの家に遊びにきて「エロイ君」と呼んだら、母親にどんな目で見られるか分からないし、逆に「エロイ君」と呼ぶのも恥ずかしいということで、誰かしらが「エロイ君」の「エ」を省こうとの声が学校内にまで広がり(大袈裟やな)、めでたく「ロイ君」が誕生した。

時代を反映したあだ名を付けられた友人は、どの学校にもいたはずである。
ボクの古くの友人、山田。
「山」は音読みで「さん」と読めることから、小学生時代は「さんちゃん」と呼ばれていた。
「山田」という苗字ではごくごくありがちである。
ところが中学生になり、ボクによって「サンチェ」と呼ばれ始め、浸透した。
「サンチェ」とは、当時、水虫が原因で退団したと噂される巨人の助っ人外国人投手「サンチェ」から何の捻りもなく頂き、ボクが余りにもしつこく呼ぶので「サンチェ」もそれを半ば諦め顔で受け入れた。
因みに元祖サンチェは昨年の2月、脳溢血のため52歳で亡くなったらしい。

小学5年か6年生のとき、バース、掛布、岡田の阪神タイガースが何十年振りかに優勝した。
学校中は阪神、阪神と気が狂ったように大騒ぎ。
巨人ファンは隠れキリシタンのようにひっそりと生活をしていたものだ(ボクはどこファンでもなかった)。
そんな阪神大フィーバーの最中、関東地方から大阪ではクソ珍しい大洋ホエルーズ(現・横浜ベイスターズ)の帽子を被った転校生が現れた。
彼にはあだ名が付けられ、すぐにボクたちと打ち解けた。
そのあだ名は

「ポンセ」

当時、大洋ホエルーズで走攻守にわたって大活躍していた助っ人外国人選手である。
「大洋の帽子を被っていたから」という安直な理由のみである。
もちろんポンセ君は大洋ホエルーズファンであり、このあだ名を痛く気に入った。
10年程前の同窓会でも「ポンセ」と呼ばれ、話題の中心だった。

で、彼の苗字が思い出せない最近のロイ君である。  

Posted by foe1975818 at 13:23Comments(14)TrackBack(0)