July 03, 2006

手遅れ

ボクの妹は3年ぐらい前に結婚して嫁いでおり、9月か10月には2歳になる娘Tがいる(誕生日は覚えておけよ)。
娘Tは実家である我が家に来ればあちらこちらを走り回り、だいぶ言葉もはっきり喋るようになってきた。
7/3現在、伯父さんにあたるボクは、どうやら娘Tには煙たがわれてはいないようだ。
ボクの顔を見ると嬉しそうに笑顔となるが、残念ながら抱っこしてやろうとすると、「イヤ!」と断固拒否する。
「笑顔は振りまいてあげるが、抱っこはさせません。」
ボクに対してきっちり線を引いているのだろう。
人を見る目は確かだ。
この「イヤ!」は娘Tの口癖で、やめさせようと「T、『イヤ』じゃなくて『イヤです』と言いなさい。」と根気良く躾けているるものの、一向に改める気配はない。
変な口癖も、改めようとしないことも、一体誰に似てしまったのか…。

そんな2歳を目前に控えて早くも人を見る目が確かで自己主張をする娘Tは、目が見え始めた頃から「馬」に対して異常に興奮する。
ボクの家では土日になれば競馬中継がブラウン管に映し出される。
レースで馬が走っているシーンになると、ボク以外の誰かに抱っこされながらもあたかも自分がジョッキーになって馬を操っているかのように嬉しそうに体を揺する。
「将来は女性ジョッキーやなあ。」
「いやいや、馬に興味を示すなんて、女勝負師になるんとちゃうか?」
我が家ではこんな軽口が聞かれた。

しかし、軽口では済まされなくなってきた。
我が家のテーブルに置かれている競馬雑誌。
先日、娘Tは「1人で」この雑誌をペラペラめくって馬の写真を見て、誰かに伝えるでもなく感嘆の声をはっきりと口にした。

「お馬さん、かっこいいいねえー。」

ああ…。
今までは馬の姿を我々大人に見せられてノセられて喜んでいたフシがあったが、遂に自らの意志で馬の姿を追い、「かっこいい」と感じてしまったんだね。
しかもその写真の馬があのメイショウサムソンだとは、人だけではなく馬を見る目も確かなのか。

娘Tの将来が心配だなと、妹の誕生日の今日、気をもむボクである。  

Posted by foe1975818 at 15:39Comments(7)TrackBack(0)