August 07, 2006

ハートに火をつけて

昨日の天気予報で大阪の予想最高気温が37℃。
地球は本気で自爆する気である。

そんな中、クーラーもつけずにやせ我慢していたボクは、高校野球を観戦しながら気持ちよくウトウトとしていた。
その矢先、
「ゥー〜ワー―――――!!!」
けたたましいサイレンの音が鳴り響いた。
寝ぼけていたボクは高校野球の試合終了のサイレンかと思ったら、近所の消防団のサイレンだった。
折角寝れそうだったのに、邪魔をしてくれるなよ。
ボクが寝ちゃいけないのかい?
消防団に入団していないボクは眠りを妨げられたことに気分を害し、クーラーをキンキンに利かせてオネムすることをここに決意した。
そして自室の窓を閉めようとしたら、黒煙がモクモクと立ち上っているのが目に入った。
しかも結構近いぞ。

ボクの記者魂に火がついた!(記者ではないが)
こうなるとボクはフットワークが軽い。
一気に目が覚めたボクは、全裸フルチンだった体にT-シャツとトランクスと短パンを適当に装着。
家の戸締まりをマッハで確認後、自転車に飛び乗って黒煙目指して立ち漕ぎで駆けに駆けた。

放火犯と間違えられても構わない。
短パンのチャックが開いてたって構わない。
それでもボクには伝える義務があるのだ!(思い込みすぎやろ)

火事現場はびっくりするくらい近く、3分とかからなかった。
阪急牧落駅と桜井駅の中間地点の踏切傍のクリーニング屋から、今までに見たことのない勢いで火と煙が上がっており、風で既に西側の家に延焼している。
消防士の懸命な消火作業を嘲笑うかのように火と煙の勢いは止どまることをしらない。
線路側から消火作業をするために阪急電車もストップ。
救急車で運ばれようとする男が担架に乗せられていた。
遠目ではあるが、服が真っ黒焦げというわけではなさそうだ。
店員らしき男はパトカーに乗り込む。
その間も火と煙はクリーニング屋の中で大暴れし、暴れ足りない火と煙は空へと向かう。

「危険な状態ですので離れてください!!」
警官が喚き散らす。
100人ほどいた野次馬どもはロープの外へと追いやられた。

「待ってくれ」
ボクは叫びたかった。
なぜなら、そのクリーニング屋にはボクの会社の制服やら、自宅の冬の布団やコタツの布団があるのだ!!

弁償とかの問題はどうなるんだろ?  続きを読む

Posted by foe1975818 at 17:16Comments(17)TrackBack(0)