July 27, 2007

落とし前

我が町・箕面市には野生の猿が多く棲息している。
関西のローカルニュースによれば、箕面市の猿が増加傾向にあり、田畑を荒らす被害が報告されているとのこと。
偏にヒトが餌付けしたためにもたらされた弊害である。
箕面の猿は200匹程度が適当とされているが、現在は600匹に増加。
猿は2,3年に一度出産するので、このまま増え続けると30年後には25000匹にまで上ることになり、これは箕面市の5人に1匹が猿になってしまうという計算だ。
箕面市は猿で有名だが、猿の惑星ではない。
「猿」は天然記念物に指定されているため、むやみやたらに駆除はできないそうで、箕面市は30年計画をぶち上げ、数十匹の雌猿に避妊薬入りの餌を与えている。

数が少ないから天然記念物に指定されているんじゃないのか?
増殖したら「天然記念物指定解除」で「適当数」を駆除してもいいんじゃないかと思う。
まあ、自己満足集団の動物愛護団体の横槍が入るんだろうけど。


猿同様に深刻な事案が箕面市には発生している。
猿と双璧を成す箕面市の観光名所・「滝」。
日本の滝百選の一つに選定されるほどの美しいその滝の水量が著しく減少し、現在、ポンプで汲み上げて辛うじてその姿を維持している人工滝へと堕落しており、ポンプで水を汲み上げるのに年間3000万円もの莫大な税金が注がれているのだ!

ではなぜ水量が減少したのか?
おそらくこれは最近開通した大阪府道路公社主導で造られた箕面有料トンネル(公式愛称は箕面グリーンロードらしい)が影響している。
工事開始後、箕面の滝に通じる川の水量が一気に減ってしまったのである。

このトンネルの北部には過疎化の激しい止々呂美という地域があり、こちらに住む方々や、さらに北部に位置する京都府亀岡市民にとって非常に便利な道路となると推測する。
それは以前、友人Yと身をもって知り得た。→探検隊
まさか止々呂美に済む方々はこんな道を通るわけなどない。
実際は大阪中心に出向く際は必ず池田市経由となり、朝のラッシュ時は大渋滞に巻き込まれているらしい。
止々呂美には箕面森町が建設中でもあり、有料トンネルは必須と訴えており、ガソリン節約→省エネに繋がる。
さらには付近の府道・国道の崖崩や道路崩落や、冬期の積雪・道路凍結による頻繁な道路閉鎖といった自然災害の折、有料トンネルが完成することで「災害時緊急迂回路」が確保されたのである。


百歩譲って道路を造るのは認めるしよう。
ボクが怒り狂っているのは、大阪府の見積もりも甘さである。
工事開始で川の水が減少し、滝にまで影響を及ぼすことを予測できていない。
トンネルが開通してからの通行量が予測の6割に満たない。
長いスパンで見れば、トンネル北側出口付近に造られる箕面森町に人が集まって見積もり通りの通行量に到達するのかもしれないが、全然信用できない。
箕面森町を含めた箕面有料トンネル事業費に985億円にも上る莫大な税金が投入されたものの、バブルが弾けて現時点での見積もりで750億円が赤字が発生するような計画を企てたヤツらを信用しろという方が無理がある。
箕面市民以外の大阪府民も笑い事では済まされませんよ。
「大阪府主導」だから、府民の税金が投入されてるんですよ。
到底、水に流せる話で済まない。

もう1点腹立つのが、国レベルの建設などでもそうだが、失敗したときの責任の所在が明らかになっていない。
明らかになっていたとしても、全く耳に届いてこない。
例えば失敗したら、関わった人全員放置刑に処すとか。
建設を決めたときの責任者、当事者と、建設が完了し、見積もり通りに事が運ばなかった場合の責任者、当事者が異なるなんてときは、彼らの親族にカタをつけてもらう。
或いは我々庶民の負担を軽減する「住民税永久半額」なんてのもいい(工事に関わった連中までも半額にしてはいけない)。
それでは開発に二の足を踏むことに繋がりかねないという声もあるが、大いに踏んでもらいたい。
我々の血税が注ぎ込まれるんだから、じっくり吟味してもらわなければ困る。

箕面有料トンネルではいつまでに赤字を黒字に転換すると見積もっているのかは知らんが、もし見積もり通りに達成されなかった場合、大元の国土交通省の「現在」のトップに責任をとってもらおう。
大阪府民の皆様、ヤツの駆除でいいですよね?
無論、ボクは期日前投票でヤツの所属するカルト党に投票などしていない。

  続きを読む

Posted by foe1975818 at 23:59Comments(4)TrackBack(0)