July 28, 2006

歯医者は敗者

「全国ネットなんかクソ食らえ!!」

そう言いたげな関西地方のTV番組表。
フジ系列の月曜19:00〜20:00は上沼恵美子の「快傑えみちゃんねる」。
同じくフジ系列の金曜19:00〜19:29は「さんまのまんま」。
その後、19:29〜19:57はやしきたかじんの「ムハハnoたかじん」。
関西以外ではどんな番組が放送されているかは知らないが、上記の3番組は視聴率が高い。

以前、関西TVの某男性アナウンサーに
「関西TVとフジTVが仲悪いってホンマですか?」
とボクが直球で尋ねたところ、

「仲が悪いわけではないんですが、ライバル意識が強いことは確かです。」

と変化球でお答えをいただいた。
それを受けてボクは「仲が悪いんだな」と自分の都合のいい面白いほうに解釈した。

さて、今日、その「ムハハnoたかじん」に元警視庁刑事の北芝 健氏が出演していた。
強面で理路整然と語ったかと思えば、たまにとんでもない駄洒落をかましたり。
今日は日本の3つの未解決事件についてズバズバ語ってくれた。

まず、3億円事件の犯人は、大方の予想通り警察関係者の息子の線が強い。
興味深かったのが、この事件が長引けば長引くほど警察にとってはメリットがあったというのだ。
それは3億円事件の捜査だと言えば、様々な情報を入手できたからだという。
いわば、盗聴や何やらと何でもアリの捜査をしている9・11以降のアメリカのようにであると。
暴力団や珍走団、犯罪組織集団の分布図などが一気に把握できたみたいだ。

続いてグリコ・森永事件。
こちらは犯人が事件終結の声明を出したが、その理由は裏で膨大な金が動いたからだと。

世田谷一家殺害事件。
この話は「ピー」だらけである。
分かったことは、世界的に広まってしまっている某宗教が関わっていて、被害者家族がお布施しなかったために殺された。
そしてこの事件によってお布施を渋っていた他の金持ちが一斉にお布施した。
要は「見せしめ」のために惨殺されたのだという。

殺害方法や現場、遺体状況はメディアには一部しか公表していない。
なぜなら凄惨を極め、普通の人間、いや、ある程度凄惨な現場を経験している刑事でも目も当てられない状況だったからだという(ここで「ピー」が連発された)。

当然犯人も普通の殺人犯ではない。
薬物中毒者だ。
さらに実行犯は某半島の外国人の軍隊経験者までは突き止めているが、犯人逮捕はできないと北芝氏は言い切る。
口封じのために既に殺害されている可能性もあるかもしれないからだ。

では誰に口封じされたか?
それは巨大な犯罪組織によってである。
ここ数年の犯罪は、計画を日本人の暴力団関係者が企てて、外国人が実行する。
整形手術で喜怒哀楽が窺い知れないほどに原形を留めていない顔のどこぞの美容整形外科の娘のチンケな誘拐事件が、その一例かもしれない。

このような凶悪犯罪が起これば起こるほど、日本の警察のレベルが飛躍的に上がっていくのだと、とって付けたように北芝氏は締めくくった。

事件には必ず糸口があり、解決しているのだいう。
「逮捕」することだけが「解決」ではない。
仮に「逮捕」までとことん突き詰めると、日本が政権交代しなければ「解決」できないこともある。
拉致問題がそうだという。

番組最後に「ケンカは無敗」などの武勇伝も口にした北芝氏。
進行役の江口ともみさんに
「北芝さんにとって恐いものはなんですか?」と問われ

「女ですね」と鋭い目つきで即答した。


因みに、今日のこの番組の北芝氏のお話は「ファンタジー」としてお聞きくださいとの注意書きがあったことを付け加えておく。  

Posted by foe1975818 at 21:53Comments(6)TrackBack(0)